- Work機動戦士ガンダム
- Height18.4 m
- Weight41.7 t
- Pilotシャア・アズナブル, パッカデリア, トワニング, フィーリウス・ストリーム
型式番号:MS-17 MS-17A / MS-17B
メカニックデザインは大河原邦男。
ジオン軍の兵器開発計画「ペズン計画」に基づいて開発された機体。外見はギャンとゲルググの中間的なデザインであり、ギャンの後継機とされる一方、統合整備計画の影響でゲルググの生産ラインを流用したため外見が似通ったともいわれる。また、ゲルググの後継機として格闘戦能力を付加した機体ともされている。
本機は格闘戦を主眼に設計されている。陸戦用のA型は大気圏内での飛行を実現するため、軽量化やスラスターの大推力化が試みられ、ゲルググ同様に前腕部に熱核ジェット・エンジンが追加されるが、結果的に失敗に終わる。その後、宇宙戦用のB型が開発され、従来のMSを凌駕する運動性と機動性を実現。しかし、その高性能はパイロットの肉体的負担を増大させ、限界性能を引き出せずに終わり、実戦では従来機と同等程度の性能しか発揮できなかった。
当初の名称は「ガルバルディ」であり、一年戦争終結間際に試作機がロールアウト。しかし戦後、連邦軍に接収され、改修型である「ガルバルディβ」が開発されたため、本機は区別のために「ガルバルディα」と呼ばれるようになった。