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マゼラアタック

マゼラアタック

型式番号:PVN.42/4

ジオン公国軍地球方面軍に配備される地上攻撃用の兵器。ジオン軍における主力戦車として位置付ける資料が見られる一方で、実際には歩兵やMSの突入を支援する装甲砲、または自走砲と呼べる兵器とした資料も見られる。また、高価で数不足のMSを補助するべく開発されたとする媒体もみられる。U.C.0079年3月1日の地球侵攻作戦において主力を務めたMS-06FザクII F型の配備数が多くなかったことから、ジオン軍は戦闘車両や航空機で不足分を補っていたとする資料も見られる。

ルーツはジオン軍M1戦車。車体はマゼラ・トップとマゼラ・ベースの二つから構成され、マゼラ・トップのみを分離して飛行させる事が可能となっている。分離機構は上面装甲の薄い地上戦力を上空から攻撃するための機能だが、飛行時の命中精度は極端に低下し、主砲の有効射程も600mほどとなる。また、飛行時間は5分と短く、戦闘力を失ったマゼラ・ベースを撃破され不時着する機体も多かった。マゼラ・トップ両翼側面にはVTOLエンジンを備え、ヘリコプター同様のホバーも可能。乗員は砲手とパイロットを兼ねる一名。なお、マゼラ・ベース側にも操縦スペースが存在するとした資料も見られる。コクピットはスクリーンを持たないキャノピー目視方式。プラモデルキット『EXモデル 1/144 マゼラアタック』では、マゼラトップのコクピットにパイロットと選択式のカメラセンサーを組み込んだデザインも見られた。

派生機として、マゼラ・ベースにザクの上半身を載せたザクタンクがある。

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