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ガンタンク

ガンタンク

型式番号:RX-75

連邦軍の「RX計画」(のちに「V作戦」に統合)で最初に開発されたMS。ジオン公国軍から極秘に入手したMSの断片的な情報をもとに開発される。対MS用重戦車であるRTX-44をベースとしており、2足歩行システムの実用化以前でもあったため、脚部をもたず無限軌道で走行する。武装も長距離攻撃・長距離支援用の火器を有する。

メイン・エンジンとして下半身にタキム重工製のNC-4熱核反応炉を搭載するが、8,000馬力の原子炉とガスタービンのハイブリッドとする説や、MSの核融合炉搭載に失敗した場合を想定したガスタービン・エンジンと燃料電池とする説など、動力については諸説ある。いずれにせよ、出力不足からビーム兵器は使用できない。

当初は4機が製造されており、2号機以降はコア・ブロック・システムが導入され、MSとして分類される。腹部のコア・ブロックのほかに、頭部にも砲撃手用のコックピットをもつが、コア・ブロック側からすべてをコントロールすることも可能。その後2回の改修を受け、最終型の型式番号はRX-75-4とされる。機動性や近接戦闘能力の低さから、量産は不適当と判断され、計8機で製造が中止されるが、MSという認識からコア・ブロック・システムを廃して再度重戦車に立ち返ったガンタンクIIとして再設計される。

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