- Work機動戦士ガンダム
- Height67.6 m
- Weight35000 t
- Pilotデギン・ソド・ザビ, ギレン・ザビ, キシリア・ザビ, ドズル・ザビ
全長 294m,全幅 214.6m。
艦隊旗艦として建造された艦であり、完成と同時にもともと戦艦であったチベ級が重巡洋艦に艦種変更されている。ジオン公国軍艦艇の中でも特に強力な艦とされ、艦底部にモビルスーツ(MS)を多数搭載可能で、その数は資料によって10機、約20機、24機などとされている。また、連装メガ粒子主砲3基、連装メガ粒子副砲10基、ミサイルランチャーなど豊富な個艦火力を持つ。副砲はムサイ級の主砲を改良したものを使用しているとの説もある。
外観上の特徴として、球形の大型燃料タンクを持ち、無補給で火星と木星の間のアステロイドベルトまで到達可能な長大な航続力を備えている。この点から、本艦を「万一の事態を考慮したザビ家の脱出措置」とする資料も存在する。
大きく翼を広げた艦形は、もともと大気圏突入・飛行能力を想定して設計された名残である。艦首には地上との連絡用として大型宇宙往還機が接続されているが、本編では使用されていない。また、建造には手間がかかるため、グワジン級への座乗はザビ家とその信頼を受けた重要な部下のみに許されている。
宇宙世紀0076年3月に1番艦が就役。建造数については8隻または10隻以上との説があり、少なくとも開戦時にはジオン公国が8隻の戦艦を保有していた。ルウム戦役にはグワランを含む3隻または4隻が参加したとされる。ソロモン攻防戦ではグワランなどグワジン級以下3隻、ア・バオア・クー攻防戦ではグワデン、アサルム、グワリブ、グワジンなど4隻以上が参加している。アニメ『機動戦士ガンダム』では、ア・バオア・クーにおいてキシリアのグワジンが到着する前に3隻が同時に登場する場面が描かれている。戦後は、アサルムなど数隻がアクシズへ向かい地球圏を離脱した。