- Work機動戦士ガンダム
- Height4.6 m
- Weight5.2 t
- Pilotガルマ・ザビ, ノリス・パッカード
当初、地上侵攻作戦を予定していなかったジオン公国軍が急造した戦闘機である。地上作戦が膠着化する中、国力の乏しいジオン軍の航空主力機として運用された。
スペースコロニー国家であるジオンの技術者たちは、大気圏内航空機の開発経験がほとんどなく、試験飛行を行う場所も持たなかったため、コンピューターシミュレーションを基に本機を開発した。その結果、地球上での試験飛行では試作1~4号機がすべて墜落したと記録されている。確認されている最高速度はマッハ5であり、これはテレビ版第22話でオスカが報告している。
空力特性に乏しい設計であるため、大推力のエンジンと多数の姿勢制御バーニアを用いて無理やり飛行を実現している。このため機体の運動性は高いが、航続距離は非常に短い。そのため、母艦となるガウ攻撃空母のサポートが必要不可欠であった。ミノフスキー粒子が散布された環境での有視界戦闘を前提に設計されており、操縦席は機体上部に大きく突出して広い視界を確保している。
標準の機体色は緑であるが、ガルマ・ザビ専用機は茶色に塗装されている。