- Work機動戦士ガンダム
- Height23.6 m
- Weight125.5 t
- Pilotトクワン, グレニス・エスコット
型式番号:MA-05
最初に実用化された宇宙戦用MA。既存の宇宙ポッドを発展させた機体となる。始祖となる機体はザクIの原型機と制式採用を争ったMIP社のMIP-X1であり、MSと比較して汎用性は劣るものの、大加速を用いた一撃離脱戦闘においては優れるところがあり、MSに続く次世代機として実戦投入が決定する。ビグロはその唯一の実戦配備型である。
2基の熱核ロケットエンジンの大推力を有し、短いボディとAMBACを組み合わせることにより、180度姿勢変換に1.3秒の高機動性を獲得。一撃離脱戦法を得意とするが、高い機動性ゆえに並のパイロットではそのGに耐えられない。開発は北米のキャリフォルニアベースで行われ、実用試験の終了後に初期型14機が生産され、本国に送られた。数機は次期MA開発用にテストタイプとしてYMA-06などの仮ナンバーが与えられ、グラナダでの各種実験に用いられる。MAへのサイコミュ搭載プランの一環でその搭載も検討されていたが、加速性能の低下が原因で候補から外される。また、水中用MAグラブロは、本機をベースに開発された。