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A-アシュラ・テンプル

A-アシュラ・テンプル

ダイアモンドの処女作。メヨーヨ朝廷での御前試合でプリンセス・タイトネイブがクラーケンベール・メヨーヨ王子と引き分けたことでダイアモンドの優秀さを証明し、売り込みを成功させ、採用された。試作機として3騎が先行完成し、後にアシュラ・テンプルDDとして量産された。

肩部に「ドラゴン・トゥース」と呼ばれる副腕があり、これで相手MHの肩を捕まえて身動きを取れなくした上で攻撃を加える。初登場時のプロトタイプでは装備されていたが、副官クライマー・パイドル騎以外の試作機の残りの2騎は簡略化され、魔導大戦時の量産型では集団戦では使いにくいという事から外されており、機会を見て装備することになるようだ。

パワーでは3大MHクラスより劣るものの、その装甲は非常に堅牢であり、クロス・ミラージュ雌型やネプチューンの剣ですら弾き返す程である。3199年のボォス侵攻でL.E.D.ミラージュが投入されたのもこの騎体が存在したためとされている。後にA.K.D.ゴーズ騎士団にも採用された。

2989年、試作騎がカステポーで手合いと称して実戦データを収集していた。30騎目のアイシャが駆るクロス・ミラージュも追い詰めたが、救援に現れたミューズが搭乗するバングのパワーの前にドラゴン・トゥースが効かず、敗れて機密保持のために自爆した。

3030年、魔導大戦のナカカラでのフィルモアとの軍団戦ではサイレンに一歩もひけを取らなかった。その後パイドル騎がワスチャ・コーダンテのルミナス・ミラージュと対戦するが、攻撃を全て受け流すにも拘らず、打ち込みは撫でるように貧弱という奇怪な戦闘に戦意喪失し、あげくに必殺のドラゴン・トゥースも「すべってころんだ拍子に剣が当たった」というとんでもない技によりかわされ、離脱した。

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