- Workファイブスター物語
- Pilotセント・グリーン・ネイパー
表記は正式名称アナミー・ユニゾナー・フォー・グリーン・エンプレスの頭文字を取ったもの。天照家ではなく近縁のグリーン家に古代から伝わるマシンメサイア。性能は現在のMHを遥かに凌駕する。建造時にはファティマは存在していなかったため、2300年代にファティマ搭載型に改良された。しかし従来の演算システムとファティマによる演算システムに機能衝突が発生したため、オージェのために特別に制作されたファティマ・ダイオードが専任ファティマとなっている。オージェ・アルス・キュルの外見はこれを模している。両肩のバインダーに多数のスロウランサーを装備する他、組み合わせる事でサイスになるレーザー剣を装備する。(ネイパーによれば)星団一美しいMHである。
現在の所有者はセント・グリーン・ネイパー。彼と共に第5話エピローグ1で初登場。星団一美しいと言われるMHエンゲージSR1の登場に気を悪くしていたようだが、3030年、魔導大戦に乗じてどちらが優れているのか(美しいのか)を競うためにボォスに侵入。AUGEの美しさを見せびらかすためにテレビ局を招待し、ハスハ・ノウラン近郊でアルル・フォルティシモ・メロディのエンゲージSR1の進路上に陣を構えるロッゾ帝国の多数のMHを蹴散らして待ち構えていた。エンゲージSR1を捕捉・強襲し、圧倒したが、途中、セイレイ・コーラスがエンゲージSR3で割って入り、剣を引いて欲しいと願い出られる。ネイパーは星団法を盾にこれを拒んだが、法律用語の連発にキレたセイレイがアルルとコント同然の壮絶な口喧嘩を繰り広げたために、哀れにも存在を忘れられた末、アルルの援護に来たゲンジャ・ボルツのA・トールESSQの撹乱で取り逃がしてしまうという、非常に望ましくない結果になっている。この時、クロス・ミラージュのビョンド・シーカーとテロル・ミラージュの剣玉型フレイルをアマテラスに無断で持ち出し、バインダー内に隠し持っていた。
なおAUGEはその後、エンゲージ戦の際に被害を受けたロッゾ帝国がA.K.D.に抗議して、賠償金の代わりにA.K.D.の持つパテントの一部を10年間無償で使用することを認める羽目になったため、罰として天照に取り上げられてしまっている。