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ガズアル・グラウ / ガズエル・グラウ

ガズアル・グラウ / ガズエル・グラウ

型式番号:AMX-117RG(ガズアル・グラウ)、AMX-117LG(ガズエル・グラウ)

第一次ネオ・ジオン抗争において、本来のパイロットを失ったガズアルおよびガズエルを基に改修された機体。かつての親衛隊機としての装飾はすべて撤去され、機体色もグレーに再塗装されたことから、ドイツ語で「灰色」を意味する「グラウ」の愛称で呼ばれるようになる。

この機体は、ネオ・ジオン初代総帥の警護任務にあたるため、アタラント3に配備されており、パイロットは親衛隊ではなく、アンスガル・ゴロンとクラース・バッケルが務めている。配備後も戦闘を重ねる中で現地改修が進められ、従来とは異なる運用法が模索されていった。

独自の武装として、肩部のスパイクに代わって六連装の特殊ミサイルポッドが装備されている。このポッドの側面には索敵用のモノアイが搭載されており、ミサイルにはIC制御によって時間差で起動する弾頭が採用されている。

また、大型ビーム・サーベルは射撃機能を廃する代わりに、2基を連結することで双刀のビーム・ナギナタとして使用可能な構造となっている。

ロンド・ベルとの小競り合いの最中、同じネオ・ジオン側のシュランゲ隊が暴走した影響で、2機とも中破。最終的に両機の残存パーツを組み合わせる形で、「ガズ・グラウBB」として再構築される。

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