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百式改

百式改

型式番号:MSR-100S / MSR-00100S
MSR-100
MSN-100S

時代の推移に併せて現行のMSを強化するという、エゥーゴの新たなMS開発計画のひとつ。百式はその名称が示すとおり数十年は現役に耐えうるMSであり、再設計は比較的容易であったという。軽量化と推力増強に主眼が置かれ、腕部装甲を大幅に省略しているが、プロペラントを増量したために全備重量はむしろ増えている。しかし、Ζガンダムのロングテール・バーニア・スタビライザーを発展させた増加モーメント型高移動バーニア・スタビライザー(高機動デバイス)を2基装備したバックパックを採用しており、運動性・機動性の向上が見込まれている。また、バックパックには後方警戒用センサーが内蔵され、センサー機能を拡大している。フレームには量産向けの改良がほどこされ、脚部アクチュエーターのサスペンション機構も改修されている。

頭部のバルカン砲に代わってパルス・レーザー砲が採用されており、後部にそのユニットが配置されているため後頭部が後方に延伸されているのが特徴である。また、同時開発中の各種兵装に併せて、両肩上面にハードポイントが設けられている。前腕部にはΖガンダム同様、多目的ランチャー・ユニット(おもにグレネード・ランチャーとして使用)を装備。ビーム・ライフルおよびビーム・サーベルは百式と同じものを使用する。塗装は百式同様金色を基調とし、両肩には「百改」の漢字(「改」はやや小さい)が記されている。

型式番号は当初の設定ではMSR-100Sであるが、ほかにMSR-00100SやMSN-100Sといったものも見られる。また、フィギュア『ガンダムフィックスフィギュレーション』や、『GGENERATION』シリーズなどのゲームでは量産型百式改と区別するためにMSR-100とされることも多い。なお、MSRナンバーはナガノ博士が外れたあとのチームが開発した機体をあらわすとされる。

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