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ガザG

ガザG

型式番号:AMX-020

宇宙世紀0092年を舞台とする漫画『機動戦士ムーンガンダム』に登場するモビルスーツ。作中登場に先駆けて、2020年に発行された書籍『機動戦士ガンダム 新訳MS大全集 U.C.0092-0169編』にて初めて紹介された。メカニックデザインは刑部一平が担当し、「リュース部隊の量産機はガザ系をベースに」というストーリー担当・福井晴敏の要望によって誕生した。

従来のガザ・シリーズからコックピット構造が改良されており、新人兵士でも直感的に操作できるよう配慮された設計が特徴。MA形態では、重力下でも上部バインダーに僚機を積載することでサブフライトシステムとして機能するほか、爆撃機としての運用も可能。簡易量産型として開発されており、装甲は薄く小型ながらも、同時期の主力機に劣らぬ火力を備えている。

既存のガザ系生産ラインを活用して製造されているため整備性も高く、需要に応じた増産も容易に行える点が大きな利点。カラーリングは濃淡のグリーンを基調としており、ジオン系MSの伝統を感じさせる外観となっている。

本機は、シャア・アズナブル率いる新生ネオ・ジオンとは異なる派閥であるネオ・ジオン過激派(ザビ派)に所属するリュース艦隊の主力量産機として配備され、メドゥッサやギガッザムといった大型モビルアーマーと連携しつつ運用されている。

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