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バルギル

バルギル

型式番号:AMS-123X

ネオ・ジオン再蜂起を見据えて開発された、指揮官用の次世代ニュータイプ専用機。ムーンガンダムの原型機にあたり、ヤクト・ドーガと同時期に設計されたことで、のちのサザビーへとつながるプロトタイプとも見なされている。パイロットは、偽装貨物船「アタラント3」に所属するニュータイプ研究所出身の強化人間、アゴス・ラガート。

機体色はパープルで、全体的にサザビーを細身かつ直線的にしたようなシルエットをしている。

ジェネレーターはギラ・ドーガの約1.5倍に強化されており、装甲にはガンダリウム合金を採用。多数のスラスターを機体各所に配置しつつ、軽量化を図ることで高い機動性能を実現し、他の実験機を凌駕する運動性能を誇る。

ただし、サイコミュ・システムについてはサイコ・フレームを搭載したヤクト・ドーガに及ばず、安定性の面で問題を抱えていたことから、試作段階では「失敗作」との評価も受けていた。なお、アタラント3所属機では次世代サイコミュ技術が取り外されており、操縦席やファンネルは従来型のサイコミュ式に換装されている。

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