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メタス

メタス
  • Work機動戦士Zガンダム
  • Height26 m
  • Weight52.4 t
  • Pilotレコア・ロンド, ファ・ユイリィ, カツ・コバヤシ, トーレス

型式番号:MSA-005

元々、AE社はU.C.0080年代から可変MSの実用化を模索していたが、Ζ計画に伴って本機もその開発計画に組み込まれた。アクシズとの技術交換で得られたガザCなどのデータによって設計されており、Ζガンダムなど後続の可変MSのトライアルを考慮している。開発の母体となったのはAE社に存在する作業用MSであり、それに簡易型の可変機構を組み込んで開発した「アニュス・デイ」をベースとして、さらに完成度を高めたのが本機である。遠距離対艦戦闘やドッグファイトを得意とするが、機体の耐久性から量産化は見送られた。

MS形態
頭部メインカメラは変形時の省スペース化への配慮からモノアイシステムを採用しており、2基のモノアイはそれぞれ水平方向と垂直方向に移動する。 変形機構の簡素化のため、胴体部はわずか3本のアクチュエーターのみで腰部と連結されている。それゆえに十分な強度を確保できず格闘戦にはあまり向かない機体となってしまったが、メンテナンス性は向上することとなった。 背部ユニットにはプロペラントタンクを内蔵している。MA形態時に機首となる先端部には各種センサーが設けられており、艦内移動時には前方に倒すことで省スペース化をはかる。 武装は前腕部にアーム・ビーム・ガン(出力2MW)が各1門装備されており、砲身を180度回転させて使用する。また、脛部にはラックが設けられており、片側に3基ずつ計6基のビーム・サーベル(出力0.5MW)が装備されている。このビーム・サーベルは、ヒートホーク状のビームを形成することもできる。なお、テレビ版『Ζガンダム』第23話などでは、頭部バルカン砲とうかがえる武装を使用している。また、第38話では左袖からグレネードを連射しているシーンが存在し、ゲーム・機動戦士Zガンダム エゥーゴvsティターンズではメタスのサブ兵器として搭載されている。

MA形態
頭部を背部ユニットに収納して腕部と脚部を折りたたみ、肩部と脚部を連結してMA形態となった後、3基のランディング・スキッドで着陸する。MA形態が本機の本来の形態であり、加速・運動性能は申し分なく、宇宙戦闘機としての高性能を示した。メタスの主形態はこちらであり、この形態では防御力に優れる。武装はアーム・ビームガン2基。なお、可変MSのΖIIとリゼルには、本機の変形機構を発展させたものが採用されている。

 

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