
- WorkSDガンダム三國伝
「翔烈帝 劉備ガンダム」とは異なり、「龍装 劉備ガンダム」から進化した、『BBW』における劉備ガンダムの最終形態である。プラモデルもその設定に沿っており、「龍装 劉備ガンダム」をベースに龍輝宝を装着する形で構成されている。モデルでは肩鎧を三つのパターンに換装可能となっており、「翔烈帝 劉備ガンダム」で余剰となったパーツをすべてバックパックに装着できるという、プラモデルオリジナルのギミックも用意されている。このバックパック装着時のシルエットは、重装フルアーマーガンダムを彷彿とさせるものとなっている。
この形態には龍神形態、龍駿形態、龍護形態といったバリエーションが存在し、戦局に応じて使い分けられる。武器には、赤い刀・真赤龍翔神刀と青い刀・真青龍烈斬刀があり、双方を合体させることで龍帝剣へと変化する。さらに、正義に目覚めた劉備の力に応じて龍帝剣が覚醒し、天翔龍帝剣となる。この剣は、一振りで大海さえも割るといわれるほどの力を秘めている。
そのほか、龍の力を宿す翼・翔龍翼を背負い、天を翔ける力を得る。また、龍輝宝の各部には龍水晶が埋め込まれており、これは三璃紗で産出される希少鉱石「龍玉髄」を磨き上げた宝石で、霊的な力を持つと信じられ、古くは「玻璃」とも呼ばれて神話や伝承にも登場する。
劉備の愛馬である的盧もデザインが一新され、瞳がなくなりバイザー型のフェイスデザインに変更されている。龍輝宝と合体することで、巨大な龍の姿へと変貌する。必殺技「天翔真龍斬」は、天翔ける力とともに敵を一刀のもとに斬り伏せる決定打となる技である。