- Height28.48 m
- Weight74.2 t
- Pilotマサキ・アンドー
『バンプレストオリジナル』初のオリジナル登場メカ。神聖ラングラン王国で作られた風の「魔装機神」で、風の精霊サイフィスと契約している。
ラングランと世界を滅ぼすといわれた予言の魔神に対抗するため産み出された人造の魔神でもある。ラ・ギアスと地球を繋ぐゲート(次元トンネル)を解放する唯一の魔装機でもあり、マサキはこの機能によって地上世界を度々訪れている。サイバスターというのは真の名前ではなく、魔術的な攻撃を避けるための守護名。真の名は現在でも明らかになっていない。魔装機神の中で最も高い潜在能力を有しており、非常に高いプラーナをもつ操者しか選ばれないとされる。設計者自身もサイバスターの全てを理解しているわけではなく、いったいどこまで強くなるのか恐れを抱いている節もあった。
可変機構を持ち、風の精霊と契約した故か恐るべき機動性を誇る。脚部クローの爪は計4本。左右あわせて8本のそれぞれが質量減衰システムと独立した稼動性を備えており、あらゆる地形への着地を可能にする。打撃や蹴撃にも使えるという。
マサキの扱い方が荒いのか、制御機構がしばしば不調をきたす。「コスモノヴァ」や「サイフラッシュ」が使用不能になっていることもある。また、ナビゲーターも壊したことがあり、こうなると極度の方向音痴であるマサキは中々自軍に合流できなくなる。
修復能力が高いため、外装のメンテナンス自体は容易だが、システム周りはブラックボックスなどの影響もあって、人間が弄るしかない。操者マサキにこの手の特性がないため、単独行動時の復旧や再起動時の作業には使い魔であるシロとクロが駆り出されており、2匹の喋る猫は「セニアがいれば、こんなのきっと一日もかからない」と憤慨している。