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ネオ・グランゾン

ネオ・グランゾン
  • Height35.6 m
  • Weight98.8 t
  • Pilotシュウ・シラカワ

破壊神サーヴァ・ヴォルクルスの力によって変貌を遂げたグランゾンの真の姿。この形態は、ラ・ギアス側の錬金術と呪術理論によって本体であるグランゾンが強化され、背中に輝く光輪「バリオン創出ヘイロウ」を召喚・接続することで達成される。この姿においては、グランゾンの主砲「ブラックホールクラスター」を凌駕する威力を持つ「縮退砲」を備えており、単機で複数のスーパーロボット軍団を相手にできるほどの圧倒的な火力と耐久力を誇る。その力は計り知れない。

武装だけでなく、全体的な性能が飛躍的に向上しており、一騎当千の強さを地で行くほどの戦闘力を持っている。ただし、両肩に搭載されたジェネレーター「ヴォルクルスの羈絏」の影響で、搭乗者であるシュウは邪神の呪縛を受けるというデメリットが存在した。実質的には破壊神ヴォルクルスの「ヨリシロ」(依り代)となる存在であった。

しかし、ラ・ギアスでシュウが蘇生した後、この「ヴォルクルスの羈絏」に関連するシステムがアストラルエネルギーを引き出すコンバーターに変更され、シュウは呪縛を受けずにヴォルクルスの力を利用できるようになった。変異のタイミングもシュウの自由意志でコントロールできるようになったが、この新たな力が災いし、春秋戦争直後にヴォルクルスに再び取り込まれかけることもあった。

その後、巨人族の打倒に伴ってアストラル界や精霊の力が大幅に弱体化し、さらに三邪神が消滅したことによってアストラルエネルギーが事実上利用不能となったが、この機体は依然として問題なく運用されている。

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