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アン・アーレス

アン・アーレス
  • Height24.2 m
  • Weight81.2 t
  • Pilotバルビエル・ザ・ニードル, クラヴィア・アーゴ(暴走時)

スーパーロボット大戦に参戦する作品

バルビエル・ザ・ニードルの乗るサイデリアルの特殊部隊「アンタレス」の隊長機。

赤い人型の本体の背中に、ダンゴムシにも似た巨大ユニット「ブランダイ」を接続している異形の姿が特徴。左目の部分からは緑の結晶体がツノのように伸びているが、これはバルビエルがサード・ステージへ覚醒した事による有機化が原因。各部にはパーツの接続部と思しきソケットが散見され、元は別の姿だったと思われるが詳細は不明。

武装はブランダイの制御するナノマシンと、左腕に装備された「クルス・シックル」のみとシンプル。また、各所に見られる人体を意識した造形や表情を表す顔面部など、いわゆる「バリメカ」を意識してデザインされているのも特徴。

ブランダイのサイズから受ける印象とは裏腹に機動力に富み、ナノマシンと合わせて相手を幻惑する。さらに事象制御により、細身の外見に反してパワーと耐久力も地球の特機に引けを取らない。また、ブランダイは展開することでサソリ型のメカになるが、この時アン・アーレスはブランダイの後方の部分がサソリの頭になるため、尾の先に上下逆さまの状態で接続され、左目の結晶体が毒針の位置になる。ちなみにブランダイにはサソリのハサミと足のパーツがないので、次元力で構成している。

劇中では「サソリの毒」と呼ばれる催眠電波を発生させるナノマシンを多用している。このナノマシンは「怨嗟の魔蠍」のスフィア・アクトと合わせることで非常に強力な精神誘導を行えるが、∀ガンダムの月光蝶には相殺され、ダブルオークアンタのGN粒子散布で中和されるため、万能な武器という訳でもない。また、「多目的」ナノマシンであり、バルビエルの使用した催眠誘導以外にも用途があったと思われる。

本機の真の名は「ガン・アーレス」であり、ガンダムタイプやガンバスターと同じく火の文明の段階で作られた機動兵器。元々は「怨嗟の魔蠍」はただの動力であり、手持ちの火器で戦っていた。元々のバルビエルは軍人だったとのことなので、この機体も軍の兵器だったと思われる。

時獄戦役の頃は翠の地球において、バルビエルの「サソリの毒」による時限式の精神制御を仕込まれていたクラヴィア・アーゴが搭乗していたが、敗北直後に正体を明かしたバルビエルが再び搭乗する。

二度目となるラース・バビロンでの決戦においてZ-BLUEとの戦いに敗北し損傷。バルビエルは次元力で機体の修復を企てるがアウストラリスの相克の陣を受け「怨嗟の魔蠍」のスフィアを残してバルビエル諸共跡形もなく爆散した。

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