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アルミサエル

アルミサエル

テレビ版第弐拾参話に第16使徒として登場する。名前は、ユダヤ・キリスト教の伝承において「子宮」を司る天使「アルミサエル」に由来している。

この使徒は、DNAに似た二重らせんの円環構造を持ち、プラスミドのような外見をしている。レリエルやアラエルに続いて「人の心」に接近する存在であり、周期的にパターンをオレンジから青へと変化させる。高速移動による体当たりはA.T.フィールドを貫通し、零距離射撃も無効である。

対象を侵食・融合しようとする性質があり、EVA零号機を侵食した後は、レイを依り代として言語能力を獲得した。その際、彼女の情報を読み取った結果、零号機の拘束具が弾け飛び、倒された使徒の集合体のような巨大な肉塊「天使の塔」が現れる。

アルミサエルはEVA零号機を完全に取り込もうとしたが、初号機が救援に向かいA.T.フィールドを展開すると、今度は初号機へ向かって突進。初号機は攻撃を回避するも、接触したことで逆にアルミサエルからの侵食が始まってしまう。初号機にプログレッシブ・ナイフで刺されても侵食は止まらず、レイの情報を取り込んだ結果、アルミサエルの先端は彼女の姿へと変化。最終的には、レイが零号機のA.T.フィールドを反転させることで、アルミサエルを零号機の内部に引き込み、自爆によって殲滅された。

漫画版では、分離能力を有しており、綾波レイの零号機と渚カヲルの弐号機との戦闘において、零号機を侵食、弐号機の左足を破壊。その後、零号機の自爆により撃破された。

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