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トーラス

トーラス
  • Work新機動戦記ガンダムW
  • Height16.8 m
  • Weight7.9 t
  • Pilotレディ・アン, ニコル, ルクレツィア・ノイン, カトル・ラバーバ・ウィナー, トロワ・バートン

型式番号:OZ-12SMS

宇宙戦闘を想定した可変MSで、機体名は金牛宮に因んでいます。メカニックデザインはカトキハジメが担当しています。

リーオーではガンダムに対して力不足であることから、より高性能な主力機としてトーラスが開発されました。無換装で宇宙と地上の両方に対応可能であり、飛行形態に変形することでさらに高い機動性を発揮します。トーラスには無人型のMD(モビルドール)仕様も試験的に製造され、有人型1機につき3機の割合で連携運用されました。トーラスはリーオーやエアリーズをMS形態においても軽く凌駕する機動性を持ち、特に無人型はパイロットの負担を考慮する必要がないため、一般兵が操縦する有人型を凌駕する加速力と反応速度を発揮します。

トーラスの運用には、最大3機を搭載可能な専用輸送船「トーラスクルーザー」も用意されており、搭載機のプロペラントを消耗せずに長距離を移動することができます。

機体色は勢力ごとに異なり、OZ正規軍仕様が黒、サンクキングダム仕様が白、ホワイトファング仕様が赤茶色に塗り分けられています。OZにおいては、のちにビルゴに主力の座を譲りますが、その性能と生産性から他勢力でも運用が継続されました。機動性に関してはビルゴを上回り、ホワイトファング機はその加速力と物量を生かしてデルマイユ率いるビルゴ部隊を圧倒しています。OZ宇宙軍においては、ホワイトファングにより月面基地とビルゴの大半が接収された以降、本機が主力機に戻りました。

有人型は劇中ではルクレツィア・ノインが主に搭乗し、当初はOZ正規軍仕様機、OZ脱退後はサンクキングダム仕様機に乗り換えて、後発の高性能量産機と互角以上の戦いを行いました。また、カトル・ラバーバ・ウィナーがサンクキングダム防衛戦で使用し、記憶喪失時のトロワ・バートンも本機を使用しています。

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