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機体リスト
機動戦士ガンダム00 2nd

共收録 27 台の機体。
  • ダブルオーライザー

    • Height18.3 m
    • Weight75.1 t
    • Pilot刹那・F・セイエイ

    型式番号:GN-0000+GNR-010

    ダブルオーと支援機のオーライザーが合体した形態。ツインドライヴの安定稼動装置であるオーライザーの作用によって2基の太陽炉が完全な同調を果たしたことで、ツインドライヴが完全に機能しトランザムシステムの使用も可能となっている。合体後のオーライザーの各パーツは、中央ブロックがメインスラスター兼複合センサーユニットとして背中に、両翼のバインダーは各種武装を備えた大型クラビカルアンテナとして両肩の太陽炉に装着される。

    合体後のダブルオーはガンダムを超越したMSであるとして、名前にガンダムとは付けず、「ダブルオーライザー」と呼ばれる。作中では通常状態でも追尾するアヘッドを小隕石を一周して背後から両断するほど破格の加速力・機動性を発揮。出力安定により機体全てを覆う完全なGNフィールドも展開可能となり、念願だったトランザムの安定運用が可能となった。

    ツインドライヴによって通常時でも膨大な粒子生成量をもつダブルオーライザーだが、トランザムモードでは設計時の想定を大きく上回る粒子放出能力を持ち、機体の「量子化」や、量子空間を開くことでGN粒子を媒介に人々の意識を感応させるなど、未知の現象と次々と引き起こした。初テスト時の粒子生産量が理論的限界値を超えた事で設計者のイアン達を驚愕させ、その後のトランザム時の粒子放出量は従来の3倍どころか7倍にまで達した。

    そしてこの機体には、イオリアによって意図されていた「人類を革新に導く」ための機能として、純粋種が搭乗することで起動するシステム「トランザムバースト」が秘匿されていた。トランザム状態のダブルオーライザーはまったく別次元のMSへと変化することから、「トランザムライザー」という別名で呼ばれる。

  • ダブルオーガンダム

    • Height18.3 m
    • Weight54.9 t
    • Pilot刹那・F・セイエイ

    型式番号:GN-0000

    刹那・F・セイエイが搭乗するエクシアの後継機。ダブルドライヴ専用機のアストレアIIの研究データを基に開発が進められ、2基の太陽炉を同調稼動させることで、粒子生成量を2倍ではなく2乗化するという「ツインドライヴシステム」を初めて搭載した機体である。

    ツインドライヴシステムは過去に第2世代機プルトーネへの搭載が検討されていたが、各太陽炉ごとの微細な個体差による同調の困難さから採用を見送られた経緯を持つ。のちにトランザムとともにイオリアからもたらされた理論をもとに研究が再開されたが、炉の同調問題は依然として解決していなかった。最も同調率が高いとされるエクシアと0ガンダムの太陽炉を使用しても起動には至らなかったが、トランザムによって強制的に同調率を高めることで一応の起動には成功する。しかしイアンの目指した安定稼動にはほど遠く、アロウズとの戦闘で再びトランザムを行った際には、オーバーロードを起こして機体が戦闘不能になる事態も招いた。そのため、ツインドライヴの安定制御機能を持つ支援戦闘機「オーライザー」が完成するまで、トランザムの使用は事実上不可能であった。

    太陽炉はバックパックと繋がるドライヴアームによって支持され、両肩に配置されている。炉を覆うコーン型スラスターは、第2世代機のスリースラスター型の機能を盛り込んだ新型が採用されており、粒子の噴射方向を自由に変えることで高い機動性を発揮する。機体前面に向けた場合は、防御用のGNフィールドとなる。外見から太陽炉が2基搭載されていることがわかることもあり、アロウズからは「2個付き」の通称で呼ばれる。

    最終決戦で機体は大破するが、のちに修復され、太陽炉とGN粒子貯蔵タンクの併用かタンクのみでの運用の下で、後述のセブンソード / G装備かオーライザー装備かを選択して宇宙での任務に使用されている。

  • オーライザー

    • Height2.5 m
    • Weight20.2 t
    • Pilot沙慈‧クロスロード

    型式番号:GNR-010

    『2nd』に登場。ダブルオーの支援機で、ダブルオーとドッキングすることで「ダブルオーライザー」となる。当初は大型GNコンデンサーを搭載した通常の戦闘機として設計され、合体機能もダブルオーからGN粒子の供給を受けるためのもので、合体状態での戦闘は副次的な運用法となる予定であった。しかしダブルオーの太陽炉2基の同調によるツインドライヴシステムを安定制御するために、オーライザーに搭載されたツインドライヴの安定稼動システムが必須となり、合体状態での運用を重視した仕様に改められた。

    コックピットのようにも見える機首部は複合センサーモジュールであり、ガンダムをしのぐ索敵、情報処理能力を持つが、完全に機能させるには、コックピットにハロを搭載する必要がある。両翼バインダーは、合体時にはGNフィールド発生器としての機能も持つ。偶発的な要因からCBに保護された民間人・沙慈・クロスロードが搭乗するも、彼の戦うことに対する気の迷いから一時はパイロットが不在となり、出撃時はハロのみが搭乗してダブルオーに合体させる。その後、メメントモリ2号基の破壊任務に当たり、ダブルオーライザーの性能を最大まで引き出すためにパイロットが必要となり、沙慈の戦いに対する心境が変化したこともあり、正式に彼の乗機となる。

  • ケルディムガンダム

    • Height18 m
    • Weight58.9 t
    • Pilotロックオン・ストラトス(ライル・ディランディ)

    型式番号:GN-006

    2代目ロックオン・ストラトス(ライル・ディランディ)が搭乗するデュナメスの後継機。機体名は第二位の智天使(ケルビム)に由来する。頭部ガンカメラやライフル型コントローラー、ハロによる制御サポートなどの主だった機能が受け継がれており、基本性能が底上げされている。頭部ガンカメラはカバー開閉式に変更され、デュナメスのようにガンカメラ使用時に頭部が変形し、ツインアイが隠されることはなくなっている。

    射撃性能をさらに強化する機能として、バックパックにはトランザム時にのみ使用可能な照準用フォロスクリーンが新たに搭載されている。頭部前面に展開され、ここからもたらされる膨大な情報を高速演算処理し敵機の動きを予測することで、驚異的な命中精度を発揮する。また、太陽炉内部のトポロジカル・ディフェクトによる空間への微細な影響を考慮し、太陽炉は尻部分に外付けされている。足部にはカカトに開閉式のアンカーが備えられており、展開する事で射撃時の安定性を高める事もできる。

    デュナメスにおいても予備的な位置付けであった格闘戦専用装備(GNビームサーベル)は、この機体では完全に非搭載で、代わりにその予備的役割は近接戦闘能力を追加する事によりGNビームピストルと複合される事となった。

  • アリオスガンダム

    • Height19.1 m
    • Weight55.4 t
    • Pilotアレルヤ・ハプティズム

    型式番号:GN-007

    アレルヤ・ハプティズムが搭乗するキュリオスの後継機であり強化発展機。開発時期にアレルヤは生死不明の状況下にあったが、生存を信じたソレスタルビーイングのメンバーによって、アレルヤの専用機として開発された。空戦時に飛行形態に変形可能なキュリオスの開発コンセプトを引き継ぎながら飛行性能の強化、固定武装の増強を行い基本スペックを大きく引き上げている。

    変形方法はほぼキュリオスと同様だが、ノーズユニットは両肩のGNビームシールド発生器を頭上で組み合わせることで形成される。太陽炉は股間フレーム内部に配置され、GNアーチャーの機首を直結することで戦闘中でも同機への迅速な粒子供給が可能となっている。股間部やアンクルガード、脚部に取り付けられた羽根状のスタビライザーは、GN粒子の質量制御によって機体の飛行を制御する装置となっている。

    またキュリオスでは機体後部に装備していたテールブースターを、アリオス専用支援機であるGNアーチャーとして独立した戦闘マシーンに強化発展させたことで、操縦者がいれば合体・分離を繰り返しペアで行動することも可能となり、アリオスの戦略的可能性を飛躍的に高めている。

    本機は特に大気内における飛行形態時の加速性と機動性に非常に優れており、作中でもガデッサに搭乗していたリヴァイブもこれを認めている。変形時の形状は水中での高速移動にも適しており、トランザムによりダブルオーガンダムを素早く海中から引き上げることも可能。また、トレミーに接続した状態でトランザムを発動させて艦船の加速力を上げるなど、サポート役に徹する場面も見られる。

    一方で、ハレルヤを失ったアレルヤは機体の本来の実力を後半までうまく引き出せず、「機体のせいではない」と自身がアリオスのポテンシャルを出し切れていないことを認める場面もある。しかし、超兵復活後にはその実力を発揮し、イノベイド機(ガラッゾ)を手玉に取りながら瞬時に撃破する活躍を見せている。

  • セラヴィーガンダム

    • Height18.2 m
    • Weight67.2 t
    • Pilotティエリア・アーデ

    型式番号:GN-008

    ティエリア・アーデが搭乗するヴァーチェの後継機。ヴァーチェの特徴である高出力大型ビーム兵器、大容量GN粒子貯蔵タンク、重装甲を受け継いだ発展機で、機体名はセラフィムと共に最上位熾天使に由来する。他のガンダムをも圧倒する高い火力により対艦・対要塞戦で活躍する。

    機体背部にもガンダムフェイスが存在しており、最大出力時にはその顔が現れ、粒子をさらに高圧縮する「フェイスバーストモード」と呼ばれる状態になる。これは太陽炉を一時的にバーストさせる機構であり、GNフィールドの強化にも寄与する。

    また、外部装甲をパージして内部のナドレを露出させるヴァーチェのような構造はもたず、太陽炉を内蔵したバックパックがナドレの後継機である「セラフィムガンダム」へと変形する構造を採用している。コックピットはセラフィムの腹部とセラヴィーの胸部にあり、分離時はパイロットシートのみが移動する。サイドスカートはGN粒子発生装置となる。

  • セラフィムガンダム

    • Height16.6 m
    • Weight27.4 t
    • Pilotティエリア・アーデ

    型式番号:GN-009

    セラヴィーのバックパックが分離変形して生まれるMSで、ナドレの後継機に相当する。変形時はバックパックモードのガンダムフェイス内から本来の頭部がせり上がり、2門のGNキャノンと2基のGNバーニアがそれぞれ両腕と両脚に変形する。分離後のコックピットはセラフィム胸部にあり、太陽炉はセラヴィーから切り離され本機に格納される。

    分離後のセラヴィーは各部の大型GNコンデンサーによって稼働し、短時間ならトランザムも使用可能で、作中ではブリング搭乗のガラッゾの動きを封じる連携で撃破している。劇中では描写がないものの、セラフィムから遠隔操作することも可能とされている。ナドレのように機体の展開にパーツの分離が必要なく繰り返し合体が行える上、機動性が高くセラヴィーの弱点である重厚さをカバーできるため、作中ではセラヴィーが押さえつけているガデッサから離脱したコアファイターを捕まえたり、ガラッゾの動きを止めたセラヴィーから切り離し撃破するなど、連携プレイが頻繁に行われている。

    ダブルオーライザーのトランザムバーストによってリボンズの脳量子波が乱され、その間に意識体となったティエリアがヴェーダを奪還したことで、トライアルフィールドを発動。イノベイター勢力の機体を停止状態に追い込んだ。直後にリボーンズキャノンの攻撃で機体は破壊されるが(この時初めてCBはオリジナルの太陽炉を損失)、ティエリアがヴェーダを完全に掌握したため、その停止状態は継続された。

  • GNアーチャー

    • Height25.8 m
    • Weight30.8 t
    • Pilotソーマ・ピーリス

    型式番号:GNR-101A

    『2nd』に登場。アリオスの支援機で、単独のMSとして運用可能です。ガンダムアルテミーを改修して製作されたという資料と、設計段階で放棄されていたものを完成させたという資料の両方が存在します。ガンダムキュリオスのテールブースターを発展させた機体で、アリオスの追加装備としての役割に加え、パイロットが搭乗して独立して戦闘できる構造です。

    コンテナ下部には武器を運搬可能なスペースがあり、頭部のゴーグル状センサーの内側にはガンダムフェイスが備わっています。配備当初は正式なパイロットがおらず、アリオスの強化ユニットとしてのみ使用されていましたが、CBに保護されていたソーマ・ピーリス(マリー・パーファシー)が『2nd』第17話「ブレイク・ピラー事件」で臨時搭乗。その後、彼女の意向により超兵仕様にカスタマイズされ、正式にソーマの機体となりました。以降、最終決戦までアリオスとのペアで活動します。

    動力源は超大型GNコンデンサーで、太陽炉を持つアリオスと合体することで粒子供給を受けます。ただし、長時間戦闘では粒子切れになる弱点があり、ペアでの戦闘が前提です。劇中では、粒子を使い切った直後にガガの突撃を受けて大破しています。

  • プトレマイオスII

    • Pilotスメラギ・李・ノリエガ

    『2nd』に登場。国連軍との戦いで大破したプトレマイオスの後継艦で、愛称は引き続き「トレミー」。宇宙だけでなく、GNフィールド展開による大気圏突入や重力下での飛行、さらには海中航行も可能となった、ほぼ全領域に対応できる万能艦。

    回転式コンテナは廃止され、代わりにリニアカタパルト3基と固定式大型コンテナ2基が搭載。各デッキ配置は以下のとおり:

    • 左舷第一デッキ:ダブルオーとアリオス

    • 右舷第二デッキ:ケルディムとセラヴィー

    • 中央第三デッキ:主に支援機用

    武装も大幅に強化され、両舷カタパルト後部に大型GNキャノン4門、船体側面に小型GNキャノン4門、艦首側面にGNバルカン4門を配置。GNミサイル発射口は前方両舷に12門、後方上部に16門、下部に10門と、合計38門を装備。通常のGNミサイルに加え、GN粒子スモーク弾による攪乱も可能。さらに、水中戦用GN魚雷発射口も4門備える。

    艦自体もガンダムからの粒子供給によって稼働し、ダブルオーのツインドライヴによる高供給量と高性能GNコンデンサーにより、戦闘中でも常時GNフィールド展開・粒子兵器の多用が可能で、エネルギー切れの心配はほとんどない。光学迷彩展開機能も搭載しており、上部に周囲の風景を映し込むことで艦を視認困難にする。

    搭載ガンダムがトランザムを起動すると、艦自体もトランザム状態可能となり、搭載火器・航行速度・GNフィールドのすべてが強化される。劇中では、メメントモリの砲撃回避や、複数機の同時トランザムによって爆発的な速度で大気圏離脱する場面が描かれる。また、ガンダムを搭載せずとも、艦に蓄えたGN粒子単独でのトランザムも可能だが、その場合は持続時間が大幅に制限される。

  • 0ガンダム(実戦配備型)

    • Height18 m
    • Weight53.4 t
    • Pilotリボンズ・アルマーク

    型式番号:GN-000

    『2nd』に登場。イノベイター勢力との最終決戦直前に、改修を施されたうえで予備戦力としてプトレマイオス2に配備される。太陽炉の代わりにGN粒子貯蔵タンクを搭載し、機体色も従来のグレー基調からトリコロールに変更されている。武装に変更はない。

    イノベイター勢力の本拠地「ソレスタルビーイング号」への突入後、予備マイスターのラッセ・アイオンが搭乗し、プトレマイオス2の防衛を行うが、貯蔵粒子が尽きたため機体はそのまま放棄されていた。ところが、リボンズによって発見され、ダブルオーライザーの左肩から奪取した太陽炉を搭載されて再稼動し、刹那のエクシアRIIと最後の戦いを繰り広げる。

    両者怯まぬ激しい格闘戦の末、刹那に胴体の太陽炉もろとも貫かれ爆散する。刹那にとって象徴的な存在であったガンダムを自らが破壊することで、戦いから解放されていく姿が描かれる結末となった。

  • 0ガンダム

    • Height18 m
    • Weight53.4 t
    • Pilotリボンズ・アルマーク

    型式番号:GN-000

    本作における最初に開発されたガンダムであり、のちに開発されるすべての太陽炉搭載型MSの原型となった機体。発展途上で後継機に比べ技術的に未成熟な部分が多く、太陽炉の周辺機器やコーン型スラスターが大型となっている。しかしながらGN粒子による慣性制御を取り入れた高い機動性と運動性、旧来兵器を上回る攻撃力をもつビーム兵器の搭載など、この時点でガンダムとしての基礎能力はほぼ全て備わっている。搭載された武装はGN粒子系兵器の初期段階に開発されたプロトタイプであり、差別化のため、各武装の名称には後継機に見られる「GN」の文字が冠されていない。

    テストパイロットは、ガンダムマイスター候補として生み出されたマイスタータイプのイノベイド(人造人間)のひとりであり、のちにCBと敵対するリボンズ・アルマークが務め、性能実験のためにたびたび搭乗。第3世代機の開発時にはその演習パートナーとしても活躍した。

    第3世代機による武力介入開始後は支援組織「フェレシュテ」に一時保管され、太陽炉はフェレシュテ管理下の各第2世代機に使い回された。国連軍との決戦後はCBの実行部隊に戻され、その太陽炉は開発中であった第4世代機ダブルオーの左肩に搭載された。

    戦場ではクルジスの少年兵として仲間をすべて失いながら戦ったが、現実はただの捨て駒であったという現状を知った幼い刹那を救った機体であることから、その後の刹那にとって「ガンダム」という存在が神に替わる象徴となった。そして自身がガンダムそのものとなり、世界を変革させる存在となることを志すようになる。

  • リボーンズガンダム

    • Height23.3 m
    • Weight79.1 t
    • Pilotリボンズ‧アルマーク

    型式番号:CB-0000G/C

    リボンズ・アルマークの専用機。自身の力しか信じないリボンズの意向が反映された機体で、機体の前後を反転させることで、「ガンダムモード」と「キャノンモード」へと変形する。機体はサイズはダブルオーライザーなどよりも一回り大きい。

    ガンダムモードには1ガンダム、キャノンモードにはGNキャノンの技術が取り入れられ、さらにはヴァーチェ、エクシア、ジンクス2キャノンといった各MSのデータも投入されている。当初は胸部に1基の疑似太陽炉を搭載する構造(後述のオリジン)だったが、アニューからもたらされたツインドライヴシステムが急遽実装されたことで、左右の肘に1基ずつを外付けする配置となった。搭載される炉もオリジナル炉とほぼ性能差が解消されたモデルが採用され、出力もダブルオーライザーと同等とされるが、あくまでCB側のいくつかの機能を再現した模造品である。マニピュレーター先端は鋭利なクローとなっており、攻撃に転用することも可能。サーベルでの鍔迫り合いでもダブルオーライザーを跳ね飛ばせるほど機体のパワーも強力で、高機動なファングと共に刹那を圧倒した。機体デザインは海老川兼武。テレビ本編の脚本を担当した黒田洋介は、キャノンモードは『機動戦士ガンダム』のガンキャノンをモチーフとしており、当初はガンタンクをモチーフとした形態への三段変形という案もあったが、作中では実現しなかったとしている。これらは別名義で『機動戦士ガンダム』に出演していたリボンズ役の声優、蒼月昇へのリスペクトであるという。なおタンク形態への三段変形は後日発表された「リボーンズガンダム オリジン」として実現されている。

  • リボーンズキャノン

    • Height21.8 m
    • Weight79.1 t
    • Pilotリボンズ・アルマーク
  • マスラオ(磨修羅生)

    • Height20.4 m
    • Weight68.4 t
    • Pilotミスター.ブシドー

    型式番号:GNX-U02X

    『2nd』に登場。ビリー・カタギリら旧ユニオンの技術陣が、サキガケを超える高性能機を求めていたミスター・ブシドーのために開発した機体。当初はアヘッドを原型とした試作実験機が転用される予定だったが(トランザム実験用試作機を参照)、ブシドー専用機となったことでオーバーフラッグを母体とした設計に変更される。型式番号の「U02X」は旧ユニオン技術陣のGN粒子系技術検証用試作機番号であり、GNフラッグに続く機体であることを示している。可変機構は持たない。原作ではメメントモリ2号基を破壊する為に向かった刹那の前に立ちはだかった。

    開発の際にはブシドーから「最高のスピードと最強の剣(つるぎ)」を体現した機体にするよう要望が出されている。外観は鎧武者風の装甲形状を持ち、これもブシドーの嗜好を反映したものとなる。なお、頭部のフェイスマスクにはオーバーフラッグ(ダリル機)のパーツがそのまま使われている。頭部には大型の角状クラビカルアンテナを有する。背中にはユニオンのシンボルマークあしらったパーツを取り付けているほか、追加GNコンデンサーを取り付け可能なチャージコネクタを有する。擬似太陽炉は両腰のサイドバインダー内に1基ずつ、計2基搭載されている。

    そして最大の特長として、オリジナルの太陽炉のみに搭載されていたトランザムシステムを擬似太陽炉で初めて再現している。これはレイフ・エイフマンが遺した手書きの研究資料をもとに、ビリーが独自に開発したものである。ただしこのトランザムは終了した際は擬似太陽炉が停止し、損壊するため、使用後の活動はGNコンデンサーに貯蓄した粒子や、バッテリー駆動による歩行に限定される。機体デザインは下記の系列機とともに福地仁が担当している。

  • スサノオ

    • Height24.4 m
    • Weight68.4 t
    • Pilotミスター.ブシドー

    型式番号:GNX-Y901TW

    マスラオの強化発展型。頭部のクラビカルアンテナはより大型化した。サーベルは実体剣となり、背中にはサーベル用のGNコンデンサーが増設された。

  • ティエレン全領域対応型

    • Height18.7 m
    • Weight112.1 t
    • Pilotセルゲイ・スミルノフ
  • ジンクスIII

    • Height19 m
    • Weight69.8 t
    • Pilotアンドレイ・スミルノフ, ルイス・ハレヴィ, パトリック・コーラサワー, セルゲイ・スミルノフ, アラガ, デカルト・シャーマン
  • アヘッド

    • Height20.6 m
    • Weight71.1 t
    • Pilotアンドレイ・スミルノフ, バラック・ジニン
  • アヘッド近接戦闘型(アヘッド・サキガケ)

    • Height21.1 m
    • Weight72.3 t
    • Pilotグラハム・エーカー
  • アヘッド脳量子波対応型(アヘッド・スマルトン)

    • Height20.9 m
    • Weight72.9 t
    • Pilotソーマ・ピーリス, ルイス・ハレヴィ
  • ガデッサ(リヴァイブ・リバイバル)

    • Height24.8 m
    • Weight61.4 t
    • Pilotリヴァイブ・リバイバル
  • ガデッサ(ヒリング・ケア)

    • Height24.8 m
    • Weight61.4 t
    • Pilotヒリング・ケア
  • ガラッゾ(ブリング・スタビティ)

    • Height24.8 m
    • Weight60.9 t
    • Pilotブリング・スタビティ
  • ガラッゾ(ヒリング・ケア)

    • Height24.8 m
    • Weight60.9 t
    • Pilotヒリング・ケア
  • ガッデス

    • Height24.8 m
    • Weight61.3 t
    • Pilotアニュー・リターナー
  • アルケーガンダム

    • Height20.9 m
    • Weight72.9 t
    • Pilotアリー・アル・サーシェス
  • レグナント

    • Height11.2 m
    • Weight586.1 t
    • Pilotルイス・ハレヴィ