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マスラオ(磨修羅生)

マスラオ(磨修羅生)

型式番号:GNX-U02X

『2nd』に登場。ビリー・カタギリら旧ユニオンの技術陣が、サキガケを超える高性能機を求めていたミスター・ブシドーのために開発した機体。当初はアヘッドを原型とした試作実験機が転用される予定だったが(トランザム実験用試作機を参照)、ブシドー専用機となったことでオーバーフラッグを母体とした設計に変更される。型式番号の「U02X」は旧ユニオン技術陣のGN粒子系技術検証用試作機番号であり、GNフラッグに続く機体であることを示している。可変機構は持たない。原作ではメメントモリ2号基を破壊する為に向かった刹那の前に立ちはだかった。

開発の際にはブシドーから「最高のスピードと最強の剣(つるぎ)」を体現した機体にするよう要望が出されている。外観は鎧武者風の装甲形状を持ち、これもブシドーの嗜好を反映したものとなる。なお、頭部のフェイスマスクにはオーバーフラッグ(ダリル機)のパーツがそのまま使われている。頭部には大型の角状クラビカルアンテナを有する。背中にはユニオンのシンボルマークあしらったパーツを取り付けているほか、追加GNコンデンサーを取り付け可能なチャージコネクタを有する。擬似太陽炉は両腰のサイドバインダー内に1基ずつ、計2基搭載されている。

そして最大の特長として、オリジナルの太陽炉のみに搭載されていたトランザムシステムを擬似太陽炉で初めて再現している。これはレイフ・エイフマンが遺した手書きの研究資料をもとに、ビリーが独自に開発したものである。ただしこのトランザムは終了した際は擬似太陽炉が停止し、損壊するため、使用後の活動はGNコンデンサーに貯蓄した粒子や、バッテリー駆動による歩行に限定される。機体デザインは下記の系列機とともに福地仁が担当している。

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