
- Work機動戦士ガンダム00 2nd
- Height19.1 m
- Weight55.4 t
- Pilotアレルヤ・ハプティズム
型式番号:GN-007
アレルヤ・ハプティズムが搭乗するキュリオスの後継機であり強化発展機。開発時期にアレルヤは生死不明の状況下にあったが、生存を信じたソレスタルビーイングのメンバーによって、アレルヤの専用機として開発された。空戦時に飛行形態に変形可能なキュリオスの開発コンセプトを引き継ぎながら飛行性能の強化、固定武装の増強を行い基本スペックを大きく引き上げている。
変形方法はほぼキュリオスと同様だが、ノーズユニットは両肩のGNビームシールド発生器を頭上で組み合わせることで形成される。太陽炉は股間フレーム内部に配置され、GNアーチャーの機首を直結することで戦闘中でも同機への迅速な粒子供給が可能となっている。股間部やアンクルガード、脚部に取り付けられた羽根状のスタビライザーは、GN粒子の質量制御によって機体の飛行を制御する装置となっている。
またキュリオスでは機体後部に装備していたテールブースターを、アリオス専用支援機であるGNアーチャーとして独立した戦闘マシーンに強化発展させたことで、操縦者がいれば合体・分離を繰り返しペアで行動することも可能となり、アリオスの戦略的可能性を飛躍的に高めている。
本機は特に大気内における飛行形態時の加速性と機動性に非常に優れており、作中でもガデッサに搭乗していたリヴァイブもこれを認めている。変形時の形状は水中での高速移動にも適しており、トランザムによりダブルオーガンダムを素早く海中から引き上げることも可能。また、トレミーに接続した状態でトランザムを発動させて艦船の加速力を上げるなど、サポート役に徹する場面も見られる。
一方で、ハレルヤを失ったアレルヤは機体の本来の実力を後半までうまく引き出せず、「機体のせいではない」と自身がアリオスのポテンシャルを出し切れていないことを認める場面もある。しかし、超兵復活後にはその実力を発揮し、イノベイド機(ガラッゾ)を手玉に取りながら瞬時に撃破する活躍を見せている。