
- Work機動戦士ガンダム00 2nd
- Height18.3 m
- Weight54.9 t
- Pilot刹那・F・セイエイ
型式番号:GN-0000
刹那・F・セイエイが搭乗するエクシアの後継機。ダブルドライヴ専用機のアストレアIIの研究データを基に開発が進められ、2基の太陽炉を同調稼動させることで、粒子生成量を2倍ではなく2乗化するという「ツインドライヴシステム」を初めて搭載した機体である。
ツインドライヴシステムは過去に第2世代機プルトーネへの搭載が検討されていたが、各太陽炉ごとの微細な個体差による同調の困難さから採用を見送られた経緯を持つ。のちにトランザムとともにイオリアからもたらされた理論をもとに研究が再開されたが、炉の同調問題は依然として解決していなかった。最も同調率が高いとされるエクシアと0ガンダムの太陽炉を使用しても起動には至らなかったが、トランザムによって強制的に同調率を高めることで一応の起動には成功する。しかしイアンの目指した安定稼動にはほど遠く、アロウズとの戦闘で再びトランザムを行った際には、オーバーロードを起こして機体が戦闘不能になる事態も招いた。そのため、ツインドライヴの安定制御機能を持つ支援戦闘機「オーライザー」が完成するまで、トランザムの使用は事実上不可能であった。
太陽炉はバックパックと繋がるドライヴアームによって支持され、両肩に配置されている。炉を覆うコーン型スラスターは、第2世代機のスリースラスター型の機能を盛り込んだ新型が採用されており、粒子の噴射方向を自由に変えることで高い機動性を発揮する。機体前面に向けた場合は、防御用のGNフィールドとなる。外見から太陽炉が2基搭載されていることがわかることもあり、アロウズからは「2個付き」の通称で呼ばれる。
最終決戦で機体は大破するが、のちに修復され、太陽炉とGN粒子貯蔵タンクの併用かタンクのみでの運用の下で、後述のセブンソード / G装備かオーライザー装備かを選択して宇宙での任務に使用されている。