
- Work機動戦士ガンダム00 2nd
- Height18 m
- Weight53.4 t
- Pilotリボンズ・アルマーク
型式番号:GN-000
本作における最初に開発されたガンダムであり、のちに開発されるすべての太陽炉搭載型MSの原型となった機体。発展途上で後継機に比べ技術的に未成熟な部分が多く、太陽炉の周辺機器やコーン型スラスターが大型となっている。しかしながらGN粒子による慣性制御を取り入れた高い機動性と運動性、旧来兵器を上回る攻撃力をもつビーム兵器の搭載など、この時点でガンダムとしての基礎能力はほぼ全て備わっている。搭載された武装はGN粒子系兵器の初期段階に開発されたプロトタイプであり、差別化のため、各武装の名称には後継機に見られる「GN」の文字が冠されていない。
テストパイロットは、ガンダムマイスター候補として生み出されたマイスタータイプのイノベイド(人造人間)のひとりであり、のちにCBと敵対するリボンズ・アルマークが務め、性能実験のためにたびたび搭乗。第3世代機の開発時にはその演習パートナーとしても活躍した。
第3世代機による武力介入開始後は支援組織「フェレシュテ」に一時保管され、太陽炉はフェレシュテ管理下の各第2世代機に使い回された。国連軍との決戦後はCBの実行部隊に戻され、その太陽炉は開発中であった第4世代機ダブルオーの左肩に搭載された。
戦場ではクルジスの少年兵として仲間をすべて失いながら戦ったが、現実はただの捨て駒であったという現状を知った幼い刹那を救った機体であることから、その後の刹那にとって「ガンダム」という存在が神に替わる象徴となった。そして自身がガンダムそのものとなり、世界を変革させる存在となることを志すようになる。