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デュラクシール

デュラクシール
  • Height50.1 m
  • Weight89 t
  • Pilotフェイルロード・グラン・ビルセイア ラセツ・ノバステ(LOE第二章), カンツォート・ジョグ(LOE第二章), ルビッカ・ハッキネン(LOE第二章), ガエン(ROE), セニア・グラニア・ビルセイア(COE)

セニア・グラニア・ビルセイアが長兄フェイルロード・グラン・ビルセイアのために設計したラングランの魔装機「デュラクシール」は、超魔装機に分類される特別な機体です。クルセイドのフレーバーテキストによれば、セニアは地上の機体を参考にしてこの機体を設計し、擬似プラーナ発生装置を搭載しており、高いプラーナを持つ操者であれば魔装機神に匹敵する力を引き出せるとされています。なお、「超魔装機計画」とは直接関係がないものの、守護精霊に頼らない設計思想や地上技術の取り入れという共通点を持っています。

デュラクシールの外観は、セニアの趣味が反映されており、「ガンダムタイプ」に似た頭部デザインを持つものの、機体のサイズは50mと大きく、通常の魔装機とは異なる独自のデザインが特徴です。そのスペックは非常に高く、フェイルロードが操縦してヴォルクルスの分身を殲滅する際には、その圧倒的な力を発揮しました。しかし、その後フェイルロードはラ・ギアスの武力制圧を目指し、焦りから力に溺れることになります。最終的に、フェイルロードはデュラクシールと共に戦い、脱出装置を外して出撃したため、運命を共にしました。

この機体の設計図は後にラングラン王国のアカデミーに保存され、テューディ・ラスム・イクナートが2機を製作し、シュテドニアス軍へ引き渡しました。技術のアップデートにより、エウリードを超える性能に引き上げられましたが、フェイルロードが脱出装置を外したままだったため、ルビッカもこの機体と運命を共にすることとなります。

デュラクシールは「ガンダムシリーズ」をモデルにしたとされる機体ですが、『魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL』ではこの設定が作中で明言されており、当時の版権に対する大らかさが反映されていると言えます。また、『第2次スーパーロボット大戦OG』ではヒュッケバインシリーズをモデルにした設定が追加され、セニアはその堅牢性と高出力に注目していたことが明かされています。

デュラクシールは、特に魔装機神に匹敵する高いポテンシャルを持ちながらも、その巨大なサイズが機動性と操縦性に問題をもたらしているとされ、セニア自身もこの点を問題視している様子です。

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