
- Height26.3 m
- Weight37.3 t
- Pilotイオリ・アイオライト, アマリ・アクアマリン, ホープス
スーパーロボット大戦に参戦する作品
異世界アル・ワースの法と秩序を守る魔従教団が開発したオート・ウォーロック。外見は黒いマントを羽織った白い魔導士のような人型兵器で、マント部分は魔力を増幅するブースターの役割を持つ翼となっている。ただし、操縦する術士の実力が低ければ翼は開かないか、一瞬しか展開できない。
この機体は教団の倉庫に長年放置されており、少なくとも100年以上前のものと推測されている。正規採用機のディーンベルと比べると操作性が悪く、各部の構造も非効率的。また、コクピットは広めに設計されており、パイロット以外にもう一人乗り込むことができる。
前腕部には機械式の魔法陣が装備されており、戦闘時には迅速にドグマを発動可能。しかし、魔力の増幅が不安定なため、搭乗者の実力や状態によって戦闘力に大きな差が出る。
実はこの機体は、魔獣エンデが自身の転生のために造らせた「新たな肉体」である。教主が「エンデの心」、ホープスが「エンデの生命」として融合することでエンデの器となり、そこにエンデが憑依することで転生が完成する仕組みになっていた。エンデが憑依した際には外見が変化するともされている。
エンデの器であるがゆえに、搭乗者には非常に高い魔力が求められ、通常の術士ではまともに動かせない。そのため教団内では「昔の失敗作」とされ、主人公もホープスの補助があって初めて戦闘が可能となる。
極端な話、ホープスさえ乗り込めば戦闘行動自体は可能だが、真の力を発揮するには、主体となってドグマを操る術士の存在が不可欠であり、両者が揃ってこそ最大限の性能を発揮する。