- Height24.5 m
- Weight106.4 t
- Pilotオウカ・ナギサ
型式番号:ASK-G03C
アシュセイヴァーをベースにした改造機。ラピエサージュは、フランス語で「パッチワーク(継ぎ接ぎ)」という意味をもつ。その名の通り、ATX計画の様々な機体のデータが流用されており、元の機体の名残はほとんど見られない。脚部にはランドグリーズのパーツも流用されている。機体色は黒。
開発者のレモン・ブロウニングは元々、恋人であるアクセル・アルマー用に開発していた。しかし、アクセルはソウルゲインの方が自分の戦い方に合っていると搭乗を辞退したため、オウカ・ナギサに白羽の矢が立った。
また、アギラ・セトメとイーグレット・フェフの意向で、マン・マシン・インターフェイスとして「ゲイム・システム」が搭載されている。
武装は、ビルトファルケンの「スプリットミサイルH」、ビルトビルガーのビクティム・ビークの強化版「マグナム・ビーク」、アルトアイゼンのパイルバンカーを参考にしたようなアイアンクロー、アルトアイゼン・リーゼの「5連チェーンガン」と、ヴァイスリッターのオクスタン・ランチャーのシャドウミラーモデル「オーバー・オクスタン・ランチャー」と、ATX計画の各機体から持ってきている。また、これらの武器を全て使用する「U.U.N (Uncanny Ultimatum Nail)」というマニューバがある。
アシュセイヴァーがベースとなった機体だが、特徴たる誘導兵器は搭載されておらず、代わりに大型の可変スラスターに変えられており、テスラ・ドライブ搭載で飛行が可能。アシュセイヴァーの2倍の機体重量で厚い装甲を持つ上に、ゲイム・システムとの併用で高い運動性を持つという、もはや何でもありの機体である。ちなみに、強奪されたビルトファルケンはともかく、ビルガーのデータまでノイエDCに洩れている理由はラミア・ラヴレスがデータをシャドウミラーに送っていたため。シャドウミラー製の機体であるため、例によって「コードATA」が実装されている。
スクールの中でも、特に秀でた能力を持つオウカ・ナギサの専用機として登場し、その異常なまでの強さを遺憾なく発揮してくる。しかし、殆どの武装が弾数制の武器しか無く、大方相手をするのは回避の鬼であるフェアリオンであることが多いので、攻撃を続ければネオ・プラズマカッターしか使えなくなる。だが、大半のシナリオで撤退してしまうためあまり意味は無い。
途中から操作可能なプレイヤーユニットとなるが、そのステージ限定参戦となる。最期は量産型ベルゲルミルに乗ったアギラを道連れに、自爆装置「コードATA」で爆散する。