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ガンダムNT-1(チョバム・アーマー装備型)

ガンダムNT-1(チョバム・アーマー装備型)

型式番号:RX-78NT-1FA

一年戦争末期に連邦軍内で進められていたフルアーマーオペレーションの一環として開発された複合装甲。「チョバム」(CHOBAM) は(Ceramics Hybrid Outer-shelled Blow up Act-on Materials, セラミックス複合外装による爆発反応材質)の略。本作品におけるチョバムアーマーの名称は、旧世紀の同名の装甲技術と、開発にチョバム地方の技術者が関わっていたことに由来する。アーマー装備時のNT-1はガンダムNT-1・FA(型式番号:RX-78NT-1FA)と呼ばれる。

ルナ・チタニウム合金とハニカム素材のシートを積層した構造をもち、装甲が破壊されることで衝撃を吸収し、機体本体へのダメージを最小限にする。また、偽装用装甲としての意味合いを持っており、敵機に対して能力を見誤らせるための効果を持っている。チョバムアーマーによって95トンと大幅に増加した本体重量による機動性の低下を補うため、肩部に補助バーニア、腰部にスラスターが追加されており、機動性はあまり低下しない。NTが搭乗した際はデッドウェイトとなる装備であるため、アムロへの引き渡し後は腕部90mmガトリング砲とともに撤去される予定であったが、本機がガンダム量産計画(RX-81)の試験機としての側面を持っていたため、チョバムアーマーと腕部ガトリング砲を採用していたとされる。後年のジム・キャノンIIやガンダムTR-1[ヘイズル]などにも用いられている。

作中ではケンプファーのショットガンの直撃をものともせず、全身に巻き付けられたチェーン・マインの爆発により増加装甲は破壊されるも内側の機体そのものは無傷であり、高い防御能力を発揮している。

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