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ヌーベル・ジムIII

ヌーベル・ジムIII

型式番号:RGM-86R

雑誌企画『ガンダム・センチネル』に登場する、地球連邦軍のMS。名称の「ヌーベル」とは、フランス語で「新しい」を意味する。

ジムIIのさらなる性能向上を目指し、ガンダムMk-IIの設計の一部を取り入れたジムIIIには、ジムIIから改修できる規格をもつものとは別に、完全な新規製造機が存在した。後者のタイプを区別のためヌーベル・ジムIIIと呼称している。

このヌーベル・ジムIIIはジェネレーターがより強力なものに変更され、それに伴い胸部の排気ダクトがパワードジム、ネロのように4つに増設されている。また頭部はバルカンの総弾数とセンサーを強化した新設計のものとなっている。このためジムIIからの改修機であるタイプのジムIIIと比較して、ガンダムMk-IIの簡易生産型と呼べるまでに性能が向上。そしてのちにネモと同型のジェネレーターに換装してコストダウンをはかった後期生産型が作られ、第二次ネオ・ジオン抗争に至るまで主力機として運用され続けた。バーザムという、別系統で開発されたガンダムMk-II系量産機とは好対称の機体である。

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