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ネロ

ネロ

型式番号:MSA-007

λガンダムの上半身の設計データとιガンダム(Sガンダム)の下半身の設計データを組み合わせて製造された、アナハイム・エレクトロニクスの量産機。ムーバブルフレームによるモジュール構造化の進んだアナハイム・ガンダムの宇宙世紀0088年当時におけるハイスペック量産機でもあり、肩部にはムーバブルフレーム式の多目的ラッチを備えるなど、当初からマルチロール機としての汎用性を考慮して設計されている。

肩の外殻ユニットはフレームに接続されており、これによって単機での月面降下を可能とするランディング・デバイスやプロペラント・タンクなどの予備兵装や追加武装を携行できるうえ、外殻ユニット自体を外してオプション・バインダーを装備するネロ・トレーナーに換装することも可能であるなど、多目的な運用を可能とする多数のオプションと拡張性に優れる。また、胸部にはジェネレーターの大型化によるダブル・ダクトを備えている。

固定武装のビーム・サーベルは膝のユニットに収納されており、ネロはSガンダムの量産型とも言える機体となっている。

性能的にほぼ飽和状態に達したジムIIIに替わって採用されるが、コストの高さがネックになったとする説と、コストの高さから次期主力MSの座をジムIIIに譲る結果となったとする説がある。

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