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機体リスト
ガンダムビルドファイターズ

共收録 29 台の機体。
  • ビルドストライクガンダム フルパッケージ

    • Height17.7 m
    • Weight96.3 t
    • Pilotイオリ・セイ→アリーア・フォン・レイジ・アスナ

    型式番号:GAT-X105B/FP

    イオリ・セイが製作した「SEED HG エールストライクガンダム」の改造機。

    セイの高い工作技術で組み上げられた野心作だが、圧倒的な機動性ゆえにレイジ以外のパイロットには乗りこなせない。

    基本武装は、頭部内蔵型のバルカン砲4門と両腰のビームサーベル2基。携行武装として、ハイパー・メガランチャー級の威力を持つ強化ビームライフル、標準型のビームライフル、取り回しと連射性に優れたビームガン、プラ板を数枚重ね合わせた積層型のチョバムシールドを装備する。背中は原形機のままほぼ手つかずのため、原型機の特徴であったバックパックの換装機構(ストライカーパックシステム)がそのまま運用できるようになっているが、当初は追加武装が未完成だったために攻撃面で弱点を抱えていた。

    のちに、ストライクルージュ用のオオトリパックを参考にしたオリジナルパック「ビルドブースター」を装着した「フルパッケージ」仕様となる。ビルドブースターはフリーダムガンダムに似た大型可変翼と2門の大型ビームキャノンを持ち、装着時の出力を160パーセント以上向上させるとともに、分離時は単体の戦闘機としても運用可能。

    機体デザインは大河原邦男が担当。

  • ビルドガンダムMk-II

    • Height18.5 m
    • Weight78.6 t
    • Pilotアリーア・フォン・レイジ・アスナ, イオリ・セイ

    型式番号:RX-178B

    ザクアメイジングとの再戦で損傷したビルドストライクの代替機として、セイが新たに製作した「HGUC ガンダムMk-II」の改造機。

    『機動戦士Ζガンダム』では4機のMk-IIが製造されたことになっているが、この機体は「公式には存在しない幻の5号機であり、ほかのMk-IIとともにエゥーゴに奪取された」という独自設定が付記されている。通常のMk-IIからブレードアンテナや胸部ダクトの形状が変更され、構成素材や各部センサーも最新のものに強化されているという設定となっている。カラーリングはエゥーゴ仕様に準じた白基調となっているが、これには「ティターンズカラーに塗装される前に強奪された」という追加設定が反映されている。

    背部には、ビルドブースターの発展型である強化バックパック兼支援戦闘機「ビルドブースターMk-II」を装着。元々Mk-IIにはGディフェンサーという支援戦闘機が存在しており、似たコンセプトをもつビルドストライクの後継機に選ばれた理由となっている。ビルドブースターMk-IIは、『Ζガンダム』作中においてギャプランを参考にしたという設定で製作されており、中央のコクピットブロックと、新規武装「ビームライフルMk-II」を備えた左右のムーバブルシールドバインダーで構成された三胴体形状をもつ。機体への合体時は、Gディフェンサーのように余剰となるコクピットブロックを分離する方式となっている。

    ビームライフルMk-IIはブースター側のジョイントアームとMS側の前腕部ラッチの2点で保持するが、どちらか片方を切り離して保持したり、ライフル自体を取り外して直接保持することもできる。ブースターのアームと連結した状態では、ブースター本体からエネルギー供給を受けられるために威力が高いが、前腕ラッチ、または手で保持した状態よりも射角は制限される。そのほかの武装は、通常のMk-IIと同じものを使用する。

    地区大会決勝戦で初陣を飾り、世界大会予選では第3ピリオドで破損したスタービルドストライクの修復が済むまでの繋ぎとして、第6ピリオドまで使用される。世界大会決勝戦前の野試合ではセイがみずから操縦し、レイジのビギニングと対戦する。巨大アリスタ破壊作戦でもセイが操縦する。

    機体デザインは海老川兼武が担当。

  • スターバーニングガンダム

    • Height18.2 m
    • Weight78.9 t
    • Pilotイオリ・セイ, アリーア・フォン・レイジ・アスナ

    型式番号:SB-011

    『GMの逆襲』に登場する、セイが製作した完全オリジナルのガンプラで、ビルドバーニングの前身となる機体。セイ自身だけでなくレイジが使用することも想定し、さまざまな戦場とバトルスタイルに対応できる超汎用機として完成した。

    RGシステムも搭載されており、発動時の負荷に対応した構造強化や、粒子貯蔵用の青いクリアパーツが追加されている。システム発動時には、拳に圧縮粒子を込めて放つ必殺技「ハイパースターバーニングナックル」の使用が可能となる。

    武装は、頭部バルカン砲2門、二つ折り式の銃身による出力と連射性調整機能を備えたビームライフル、両腰のビームサーベル、格闘時に二分割して両腕に装着可能なシールドを持つ。

  • スタービルドストライクガンダム

    • Height17.7 m
    • Weight90.1 t
    • Pilotアリーア・フォン・レイジ・アスナ

    型式番号:GAT-X105B/ST

    セイが世界大会用に製作した新型支援機「ユニバースブースター」と合体した姿。

    ブースターが作り出す「プラフスキーパワーゲート」を潜ることで、プラフスキー粒子を光の翼状に放射させる「プラフスキーウイング」を展開可能。展開状態では機体の機動性を飛躍的に高めるとともに、翼自体をビームサーベルのような斬撃兵器とすることもできる。
    武装はバレルの延伸機構を持つ「スタービームライフル」、ユニバースブースター本体に接続された「スタービームキャノン」2門、敵のビームを吸収・貯蔵する「アブゾーブシールド」。シールドから展開されるアームをライフルに接続し、貯蔵したエネルギーを送り込むことで砲撃力を高めることができる。

    新機能として、シールドを介して敵のビーム(プラフスキー粒子)を本体に吸収する「アブソーブシステム」と、吸収した粒子を全面開放する「ディスチャージシステム」、粒子を機体の内部パーツに浸透させ、機体性能を極限まで強化する「RGシステム(ラジアル・ゼネラル・パーパス・システム)」を持つ。この状態では機体の関節部とフレームが青白く発光し、絶大な破壊力をもつ「ビルドナックル」が使用可能となる。

    巨大アリスタ破壊の際はビルドブースターMk-IIを装備し、タツヤとの真の決勝戦ではフェニーチェリナーシタの両腕、クロスボーン魔王のリフレクターミラーユニットとクロスボーンガン&ソードで損傷部分を応急修理する。

  • ビルドストライクガンダムコスモス

    • Height17.7 m
    • Pilotイオリ・セイ, マシタ・ミキオ

    型式番号:GAT-X105B/CM

    第7回大会以降にセイが新たに製作したガンプラ。完成時点におけるセイの集大成と呼べる機体であり、スタービルドストライクとほぼ同じ外見ながらも、各システムはより洗練されている。

    『GMの逆襲』では、最新の大型バトルシステムに対応した調整がなされており、アブソーブシールドと同じ効果を持つ防御フィールド「アブソーブフィールド」を展開できる。

  • ビルドストライクギャラクシーコスモス

    • Height17.7 m
    • Weight92.3 t
    • Pilotイオリ・セイ

    型式番号:GAT-X105B/GC

    イオリ・セイが使用するビルドストライクコスモスの改良機。セイが磨き上げてきた技術を投じたビルドストライクの最終進化形であり、最大の特徴であるRGシステムとスターシステムの完成度もさらに高められている。両システムの同時発動も可能で、短時間ながらも機体性能を極限まで引き出すことができる。

    胸部中央と両肩先端、両すね側面には、最大出力時に展開する粒子制御用のクリスタル・パーツが追加され、背部には可変式の粒子制御翼をもつ「ギャラクシーブースター」を装着している。通常時の翼は星形に5枚配置されているが、最大出力時には12枚に分割され、広範囲の粒子制御が可能となる。

    武装は初期のビルドストライクから引き継がれた銃身可変式ビームライフル、両腰のビームサーベル2基、頭部左右のバルカン砲計4門に加え、スターシステムを防御に転用した新開発の「コスモシールド」を装備する。

  • ザクアメイジング

    • Height18 m
    • Weight86.8 t
    • Pilotユウキ・タツヤ

    型式番号:MS-06R-AB

    「HGUC 高機動型ザクII」の改造機。次代のメイジンになるというタツヤの決意が込められた機体であり、「メイジン進行形」という意味を込めて「アメイジング」と名付けられた。一般的に「弱い量産機=やられメカ」とされるザクを愛機に選んだ理由は、改良により多くの高性能機が生み出されている設定から、創意工夫というガンプラの魅力を象徴する存在だったためである。また、目標であるイオリ・タケシのライバルになりたいという願いから、タケシが使うRX-78 ガンダムのライバル機であるシャア・アズナブル専用ザクと同じ赤に塗装されている。さらに、タツヤ自身によって「一年戦争中に『紅の彗星』と呼ばれるエースパイロットによって使用されていた」という設定が与えられている。

    機体は実弾武装を主体とした重武装・重装甲型で、スケール違いの戦車模型のパーツが多く流用されている。タツヤの高度かつ緻密に計算された改造により、鈍重な外見に似合わない機動性と、戦場を問わない汎用性を有している。各部に配置された黒い箱型のパーツは、着弾時に爆発して機体本体へのダメージを軽減するリアクティブアーマーとなっている。

    武装は戦車模型の戦車砲を基に製作されたロングライフル、両肩の5連装ロケットランチャー2基、両腰のホルスターに格納されたハンドガン2挺、小ぶりで取り回しに優れたヒートナタ2本。各部の改造パーツは、支援ユニット「アメイジングブースター」に分離可能。

  • ケンプファーアメイジング

    • Height17.7 m
    • Weight47.8 t
    • Pilot三代目メイジン・カワグチ(ユウキ・タツヤ)

    型式番号:PPMS-18E

    PPSE社の研究班が総力を挙げて製作した「HGUC ケンプファー」の改造機。三代目メイジン・カワグチを襲名したタツヤに与えられ、第7回世界大会本戦に投入される。高い機動性を実現する新素材「ハイポリキャップ」や、水中でも機動性を維持可能な「リモーションペイント」など、PPSE社の最新技術が多数投入されており、結果的に非常に高いスペックと多機能性を獲得している。

    背部に装備された2基の武装コンテナ「アメイジングウエポンバインダー」は機体の推進器も兼ねており、不要になるとデッドウェイト化を避けるために投棄できる。脚部のハードポイントにも同型のバインダーを最大2基まで装備可能。さらにバインダー自体を取り外し、手持ち火器としても使用可能。

    バインダーに内蔵されたビーム拳銃「アメイジングピストル」は、バレルを追加・交換することで、より長距離に対応した「アメイジングライフル」「アメイジングロングライフル」としても使用可能。腰のホルスターには接近戦用の「アメイジングナイフ」2振りが収納されている。各武装にはプラフスキー粒子を貯蔵できるエネルギーパックが内蔵されている。オプション武装として、バインダー内に「アメイジングミニガン」や「アメイジングミサイルランチャー」を収納することも可能。

  • ガンダムアメイジングエクシア

    • Height18.3 m
    • Weight81 t
    • Pilot三代目メイジン・カワグチ(ユウキ・タツヤ)

    型式番号:PPGN-001

    ケンプファーアメイジングに次いで投入される「HG ガンダムエクシア」の改造機。PPSE社研究班が宇宙空間施設で製作し、最終調整にはタツヤ自身も参加した。開発時のコード名は「A5」。原典機よりも各部の装甲が鋭利かつ大型化し、やや青の割合が増えたカラーリングとなっている。初陣の段階で8割の完成度ながらも、他のガンプラを圧倒する性能を発揮する。

    原典機の「トランザムシステム」は、プラフスキー粒子の放出量を増大させることで再現されており、機体性能を通常時の3倍に高めることが可能。ただし、システムには時間制限や終了後の性能低下という弱点があり、使用タイミングには高度な見極めが必要。

    武装は、ビームサーベル内蔵のシールドにGNソード改の刀身を組み合わせた「アメイジングGNソード」、両端の装甲が羽のように展開する「アメイジングGNシールド」、手持ち式に改造された「アメイジングGNブレイド」、原典機同様の両腕に内蔵されたGNバルカン計2門を装備している。

    決勝戦直前には、強化バックパックユニット「トランザムブースター」を装着。このユニットは増速ブースターとトランザムシステムの安定装置を兼ねており、鳥型の飛行メカとして分離・単独行動も可能。さらに、ブースターの両翼は手持ち剣「トランザムGNブレイド」としても使用可能。

    アリスタ暴走事件ではアランによって応急修理され、セイ・レイジとの再戦時にはケンプファーアメイジングの手足と武装が取り付けられる。

  • ガンダムエクシアダークマター

    • Height18.3 m
    • Weight81.1 t
    • Pilot三代目メイジン・カワグチ(ユウキ・タツヤ)

    型式番号:PPGN-001

    マシタと結託したフラナ機関によって改造されたアメイジングエクシア。改造前とは対照的な黒と赤のカラーリングが特徴で、頭部に追加されたフェイスガードをはじめ、細部の形状も変更されている。トランザムブースターも機体と同様のカラーに塗り替えられ、名称も「ダークマターブースター」に改められている。さらに、分離状態で使用できる追加武装として、嘴部分にビーム砲を内蔵している。

    武装は、刀身を撤去したGNソードにビームサーベル兼用のビームバルカンを追加した「ダークマターライフル」、アメイジングGNブレイドをベースにした氷の剣「ブライクニルブレイド」、GNソード改の刀身を手持ち化した炎の剣「プロミネンスブレイド」、ビームサーベル発生機能を追加した両腕のGNバルカン2門、トランザムGNブレイドの名称を変更した「ダークマターブレイド」を装備している。

  • アメイジングズゴック

    • Height18.4 m
    • Weight12.9 t
    • Pilot三代目メイジン・カワグチ(ユウキ・タツヤ)

    型式番号:MSM-07-A

    『GMの逆襲』に登場する「HGUC シャア・アズナブル専用ズゴック」の改造機。素体は通常のズゴックだが、両腕が他の水陸両用機の特性を備えた大型タイプに換装されている。片腕につき2本のヒートロッドを展開する「アッグガイモード」、先端の爪をドリル状に変化させる「アッグモード」、3連装キャノンを展開する「ジュアッグモード」、肘付近から射出式のワイルドカッターを展開する「ゾゴックモード」の4種に変形可能。

  • 侍ノ弐 戦国アストレイ頑駄無

    • Height17.9 m
    • Weight58.2 t
    • Pilotニルス・ニールセン

    型式番号:侍ノ弐

    ニルス・ニールセンが使用する「SEED HG ガンダムアストレイ レッドフレーム」の改造機。日本武道の心得があるニルスの戦法に合わせ、甲冑武者のような形状をもつ。

    主武装は、両肩の大袖状の装甲に装備された二振りの日本刀「菊一文字」と「虎徹」。実体武器ゆえにビームサーベルには劣るものの、粒子変容塗料が刀身に塗られており、ニルスのプラフスキー粒子に関する知識と武術の技量を活かして、敵のビームを斬り裂いたり、斬撃を衝撃波のように飛ばすことができる。肩の装甲自体も隠し腕として変形し、固定していた刀をそのまま使用することができる。背中には取り外して手持ち可能な「鬼の盾」を装備している。

    さらに、掌からプラフスキー粒子を相手機体に送り込む技「粒子発勁」(りゅうしはっけい)という、中国武術の発勁を模した技を持つ。

    アリスタ暴走事件では、斧と木槌を装備して戦った。
    機体デザインは阿久津潤一が担当。

  • ガンダムX魔王

    • Height17.1 m
    • Weight7.6 t
    • Pilotヤサカ・マオ

    型式番号:GX-9999

    ヤサカ・マオが使用する「HGAW ガンダムX」の改造機。配色は原典機と同じだが、各部に推進器とエネルギー変換装置を兼用した「リフレクトスラスター」を装備している。「魔王」という名称は、本機の絶大な攻撃力にマオの名前をかけたダブルミーニングとなっている。

    主砲「ハイパーサテライトキャノン」は、原典機以上の破壊力を持つだけでなく、砲身の接続方法の変更により、自在な射角や射撃姿勢が可能となっている。また、リフレクトスラスターは太陽光パネルで加工されており、周囲の粒子を集めることで、月が出ていなくても発射が可能。さらに、リフレクトスラスターからプラフスキー粒子を圧縮して衝撃波として放つ攻撃も行える。背部のエネルギー充填用リフレクターの収納方法も、L字型からV字型に変更されている。

    その他の武装には、キット付属のシールドバスターライフルと大型ビームソード、通常サイズのビームサーベル、両脚ハードポイントに装着される小型バルカンポッドとミサイルポッドが含まれる。決勝トーナメント初戦では、太陽光パネルとサテライトシステムを同時使用し、長大な赤いビームサーベルを形成する「魔王剣」という奥義を披露している。

    機体デザインは石垣純哉が担当。

  • ガンダムX十魔王

    • Height17.1 m
    • Weight7.9 t
    • Pilotヤサカ・マオ

    型式番号:GX-999910

    『GMの逆襲』に登場する、X魔王の発展機。背部リフレクターの4枚すべてをサテライトキャノンの砲身とした「Xキャノン」に加え、頭部中央、両肩、両手甲、両掌、両フロントアーマー、両サイドアーマー、両膝、両すね側面、両つま先の計17か所に小型の「ビームデバイス」を内蔵している。

    全砲門を集中させたフルバースト射撃は、巨大な剣のようにすべてを斬り裂き、破壊する威力を誇る。

  • クロスボーンガンダム魔王

    • Height15.9 m
    • Weight25.4 t
    • Pilotヤサカ・マオ

    型式番号:XM-X9999

    マオが世界大会での経験をもとに、GX魔王の機能を追加して製作したクロスボーン・ガンダムX1の改造機。胸部中央の髑髏レリーフが大型化し、各部の装甲や背部フレキシブルスラスターにリフレクトスラスターが配置されている。本来の原典機よりも小型の機体となっているが、パワーはむしろ向上している。

    主砲のハイパーサテライトキャノンは、より強力な「スカルサテライトキャノン」に進化し、髑髏の口を大きく開いて発射する方式が採用されている。通常戦闘時には、ビーム砲とビームサーベルの機能をあわせもつ大腿骨状の「クロスボーン ガン&ソード」を2基装備している。そのほかの武装は、両腕のブランドマーカーが撤去された以外は原典機と同様。

  • 忍パルスガンダム

    • Height19.2 m
    • Weight74.4 t
    • Pilotニルス・ニールセン

    型式番号:忍ノ参

    『GMの逆襲』に登場する、ニルスが使用する「HGCE フォースインパルスガンダム」の改造機。侍をモチーフにした戦国アストレイに対し、こちらは忍者を意匠に取り入れている。背部の大型バックパックは、ビームサーベルと銃口を備えた大翼と小翼が4枚ずつ構成されており、大型マントとして展開することで防御力と隠密性を高めることができる。また、粒子制御能力が高く、バトルフィールド内では忍術のような技も繰り出すことが可能とされる。

    武装は、粒子に反応するクリア素材で形成された両腕の実体剣「幻影胡蝶剣(げんえいこちょうけん)」、腰アーマーが変形する「剛力圧塵(パワーアックス)」、バックパックを変形させた大型手裏剣「天空十字剣(てんくうじゅうじけん)」を装備している。

  • ウイングガンダムフェニーチェ

    • Height16.3 m
    • Weight7.2 t
    • Pilotリカルド・フェリーニ

    型式番号:XXXG-01Wf

    リカルド・フェリーニが使用する「HGAC ウイングガンダム」の改造機。フェリーニが幼少時から思い入れのあるガンプラで、度重なるバトルと修復を経て、背部ウイングが左側に寄せられた左右非対称の形状となっている。この結果、バード形態への変形機構は廃止され、機体の重心バランスも損なわれたが、フェリーニはこれを逆手に取り、トリッキーな機動を実現している。頭部右側のアンテナと耳当てには過去のバトルで受けた損傷がそのまま残り、カメラアイは右目がピンク、左目が緑のオッドアイとなっている。「フェニーチェ」はイタリア語で「不死鳥」を意味し、機体のカラーリングはイタリア国旗を模した緑・白・赤のトリコローレとなっている。

    武装として、背部右側には縦列2連装式の「バスターライフルカスタム」が懸架され、大小の銃に分割して使用できる。左腕に懸架された「ビームレイピア」は、柄部分がビームマシンガンとしても機能する。左肩には防御用の「ビームマント」が内蔵されており、これを腕に巻き付けて殴打にも利用可能。右肩にはビームガンが内蔵され、機体には原典機と同様に自爆装置も装備されている。

    移動力の低下は、専用サポートマシン「メテオホッパー」によって補われる。1輪バイク型のこのマシンは基本的に陸上用だが、飛行形態にも変形可能で、ドダイYSのように直立状態で搭乗できる。飛行形態時は機首先端にバスターライフルを装着でき、左右のバインダーにはエネルギー供給用のパワータンクが内蔵されている。機首は取り外して手持ちのシールドとしても使用可能。

    機体デザインは海老川兼武が担当している。

  • ガンダムフェニーチェリベルタ

    • Height16.3 m
    • Weight7.3 t
    • Pilotリカルド・フェリーニ

    型式番号:XXXG-01Wfl

    キュベレイパピヨンとのバトルで破壊されたフェニーチェを全面改修した機体で、「ウイングガンダムにマークIIが存在したら?」というコンセプトで製作された。左右非対称だった部分がすべて対称形に変更され、形状も鋭角になっており、バード形態への変形機構も復活している。頭部のツインアイは再びグリーン一色となり、フェイスマスクはスリットのない形状に改修された。改造パーツ自体は早期に製作されていたため、機体がほぼ全壊状態でも短時間で完成させることができた。

    武装面では、バスターライフルカスタムに新たな機能が追加され、サブライフルがハンドライフルとビームサーベルに分離するようになり、ビームサーベルは銃剣としても使用可能。バード形態時には、メインライフルとサブライフルを分割して、それぞれ左右の腕に懸架することができる。また、シールドも大型で鋭利な「リナーシタウイングシールド」として再装備され、ビームマントも右肩に増設された。ビームレイピアは原典機のビームサーベルに変更され、バード形態用の装備として、ウイングには追尾式のミサイルが内蔵されている。

  • ガンダムフェニーチェリベルタ

    • Height16.3 m
    • Weight7.7 t
    • Pilotリカルド・フェリーニ

    型式番号:XXXG-01Wfl

    『GMの逆襲』に登場するリナーシタをベースとした陸戦仕様機で、その名称「リベルタ」はイタリア語で「自由」を意味する。ウイングの取り付け位置が腰背部に変更されているのが特徴で、メテオホッパーの機能を継承し、3輪バイク形態「メテオホッパーモード」に変形する。

    ホッパーモード時には、3輪すべてがビームタイヤとなり、敵の攻撃を弾く防御手段として機能するほか、ビームタイヤを攻撃に転用することも可能。陸戦仕様としての高い機動力と防御力を兼ね備えている。

  • キュベレイパピヨン

    • Height18.9 m
    • Weight40.1 t
    • Pilotアイラ・ユルキアイネン

    型式番号:NMX-004

    「ネメシス」がアイラ・ユルキアイネン専用機として用意した「HGUC キュベレイ」の改造機。後部のショルダーバインダーが下方に垂れ下がり、前部バインダーと合わせて蝶(パピヨン)のようなシルエットを形成しているのが特徴。

    武装は、原典機と同型のビームガン兼用型ビームサーベル2基に加え、後部コンテナにはファンネルビット射出口10基を備えている。新規装備として、無線誘導可能なライフル内蔵の槍「ランスビット」を持ち、オールレンジ攻撃で圧倒的な強さを発揮する。ファンネルはクリア素材を使用した「クリアファンネル」に加え、原典機と同様の実体型ファンネルも装備している。

     

  • ミスサザビー

    • Height25.8 m
    • Weight27.1 t
    • Pilotアイラ・ユルキアイネン

    型式番号:AC-01

    「ネメシス」脱退後のアイラ・ユルキアイネンが、コウサカ・チナの協力を受けて製作した「HGUC サザビー」の改造機。赤く骨太な原典機とは対照的に、白を基調とした細身の女性的な体型を持ち、機動性とスタイルが特徴的なガンプラである。アイラの「ネメシス」時代のバトル経験が反映されており、初めて製作した改造ガンプラでありながらも高い完成度を誇る。

    この機体はキュベレイパピヨンのオールレンジ攻撃機能を継承しつつ、軽量化と推進器の増設によって近接格闘時の機動性が向上している。武装には原典機の腹部拡散メガ粒子砲と手持ちのビームサーベル2基に加え、ビーム・トマホークを懐剣状に改造した「スイートソード」、フロントスカートアーマーを転用した「スイートシールド」、その側面に懸架されたツイン・ビームサーベル、両つま先に内蔵された固定型ビームサーベル2基、さらにリアスカートアーマー内に多数のファンネルを格納している。

  • ベアッガイIII

    • Height23 m
    • Weight100 t
    • Pilotコウサカ・チナ

    型式番号:KUMA-03

    コウサカ・チナが使用する「ベアッガイ」の改造機で、名称の「III」(さん)はチナが考案したもの。チナは「ぬいぐるみがガンプラになった」という設定で製作しており、原型機に比べ頭部がより大きく、モノアイを廃止した縦に楕円状のぬいぐるみ風の顔つきが特徴。口パーツは三角状の隙間があり、アッガイの面影はほとんど残っていない。丸みのある腕部クローも4つに減らされ、肉球のような配置となっている。装甲内部にはぬいぐるみと同じく綿が詰められ、これにより高い耐衝撃性を持ち、さらに綿を外に飛ばして敵を絡め取ることも可能。

    顔面には液晶モニターが仕込まれており、口の開閉と合わせてバトル中に目や口の表情が豊かに変化する。美術部出身のチナの高い塗装技術により、非常に美しい仕上がりとなっている。

    武装としては、開閉式の口に内蔵されたビーム砲1門と、両腕に内蔵されたビームサーベル兼用のビーム砲2門がある。背中にはストライカーパック用のコネクターが設置され、赤いリボンを模した「リボンストライカー」を標準装備。リボンストライカーは飛行ユニットとして機能し、スラスターとウイングの役割を果たす。

    本来はバトル用ではないが、キャロラインからの挑戦を受けた際に女性限定ガンプラバトルで使用し、準優勝を果たす。また、巨大アリスタ破壊作戦にも参戦している。機体デザインは海老川兼武が担当。

  • ギャンバルカン

    • Pilotサザキ・ススム

    型式番号:YMS-15SS

    『機動戦士ガンダム』に登場したギャンの改造機。サザキ・ススムのガンプラで、ギャンギャギャンの後継機になる。武器を兼ねたシールドを二枚持ち、背部には合体分離可能な支援メカを装備している。

  • Gouf R35

    • Height18.7 m
    • Weight63.4 t
    • Pilotラルさん
  • ジムスナイパーK9

    • Height18 m
    • Weight80.2 t
    • Pilotレナート兄弟

    型式番号:RGM-79K9

    レナート兄弟が決勝トーナメントで使用するジムスナイパーIIの改造機。各部に追加装甲が施され、多数の隠し機能を備えている。基本は狙撃用だが、レナート兄弟の緻密な戦略により、従来のガンプラバトルのセオリーにはない戦い方を展開する。また、最後の切り札としてブルーディスティニーシリーズの「EXAMシステム」を搭載しており、システム発動時には頭部センサーが赤く発光し、機体性能が飛躍的に向上する。

    武装は原典機の装備に加え、機体の全高を超える200mmビームスナイパーライフル、大腿部ホルスターに収納された20mmビームガン2挺、右肩にヒートナイフを新たに装備している。

    バックパックはビームスナイパーライフルと合体することで、自律行動型の4足歩行メカ「K9ドッグパック」(通称・ハウンド)に分離・変形し、本体と連携して多彩な戦術を展開できる。さらに、K9ドッグパックの後部はホバークラフト型の兵員輸送車として分離し、内部には小型のジオン兵フィギュア部隊「ブラッド・ハウンド隊」を収容している。このフィギュアたちは個別行動が可能で、背中のパーソナルジェットで敵に接近し、爆弾を仕掛けるといった破壊工作を得意とする。

  • アビゴルバイン

    • Pilotルワン・ダラーラ

    型式番号:ZM-D11GRB

    ルワン・ダラーラが使用するアビゴルの改造機。頭部の角が二股に分かれた形状となり、紫系のカラーに塗装されている。同スケールのガンプラよりも一回り大型でパワーに優れており、原典機の変形機構もそのまま健在。

    武装は、頭部ビームカッター、両肩のミサイルランチャー、腕部のビーム砲、ビームカタールと、遠距離・近距離問わず豊富に揃っている。変形時には、腕部から翅状のビームが出力されるなど、多彩な戦闘スタイルを持つ。

  • バクゥタンク

    • Pilotレナート兄弟

    型式番号:TMF/T

    レナート兄弟が世界大会第7ピリオドで使用するバクゥの改造機。後脚がホバリングスラスターを備えた無限軌道に変更されており、悪路でも高い走破力を発揮する。巡航時には前足を上げて上体を起こした姿勢を取り、高速移動時には上体を伏せ、スラスターを後方に向ける形態で移動する。

    武装も強化されており、ミサイルや関節アームに接続されたビーム砲兼ビームサーベルなどを装備している。

  • ヘルジオング マリーン

    • PilotC

    型式番号:MSN-02MR

    Cがレイジを脱落させるために使用するジオングの改造機。水中戦に特化しており、鋭い爪状のマニピュレーターを持つ。スカート下部には、メガ粒子砲を内蔵したクローアームが3本、さらに触手状のヒートロッドが4本装備されている。これらのアームやロッドは頭足類の足のように自在に動き、敵を絡め取って水中に引きずり込む戦法を得意とする。カラーリングは紫で、水中での戦闘能力に特化した攻撃的な機体となっている。

  • ヘルジオング ギャラクシー

    • PilotC

    型式番号:MSN-02GA

    Cがレイジへの報復バトルで使用する機体は、宇宙戦に特化した機体である。下半身には有線操作式のクローアームを2本装備し、両腕も原型機と同様の有線式アームとなっている。このクローアームと有線アームを組み合わせたオールレンジ攻撃を得意とする機体であり、広範囲にわたって敵を攻撃できる。カラーリングはマリーンと同じ色調で、宇宙空間での戦闘に最適化された設計が施されている。