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ビルドガンダムMk-II

ビルドガンダムMk-II

型式番号:RX-178B

ザクアメイジングとの再戦で損傷したビルドストライクの代替機として、セイが新たに製作した「HGUC ガンダムMk-II」の改造機。

『機動戦士Ζガンダム』では4機のMk-IIが製造されたことになっているが、この機体は「公式には存在しない幻の5号機であり、ほかのMk-IIとともにエゥーゴに奪取された」という独自設定が付記されている。通常のMk-IIからブレードアンテナや胸部ダクトの形状が変更され、構成素材や各部センサーも最新のものに強化されているという設定となっている。カラーリングはエゥーゴ仕様に準じた白基調となっているが、これには「ティターンズカラーに塗装される前に強奪された」という追加設定が反映されている。

背部には、ビルドブースターの発展型である強化バックパック兼支援戦闘機「ビルドブースターMk-II」を装着。元々Mk-IIにはGディフェンサーという支援戦闘機が存在しており、似たコンセプトをもつビルドストライクの後継機に選ばれた理由となっている。ビルドブースターMk-IIは、『Ζガンダム』作中においてギャプランを参考にしたという設定で製作されており、中央のコクピットブロックと、新規武装「ビームライフルMk-II」を備えた左右のムーバブルシールドバインダーで構成された三胴体形状をもつ。機体への合体時は、Gディフェンサーのように余剰となるコクピットブロックを分離する方式となっている。

ビームライフルMk-IIはブースター側のジョイントアームとMS側の前腕部ラッチの2点で保持するが、どちらか片方を切り離して保持したり、ライフル自体を取り外して直接保持することもできる。ブースターのアームと連結した状態では、ブースター本体からエネルギー供給を受けられるために威力が高いが、前腕ラッチ、または手で保持した状態よりも射角は制限される。そのほかの武装は、通常のMk-IIと同じものを使用する。

地区大会決勝戦で初陣を飾り、世界大会予選では第3ピリオドで破損したスタービルドストライクの修復が済むまでの繋ぎとして、第6ピリオドまで使用される。世界大会決勝戦前の野試合ではセイがみずから操縦し、レイジのビギニングと対戦する。巨大アリスタ破壊作戦でもセイが操縦する。

機体デザインは海老川兼武が担当。

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