- Workガンダムビルドファイターズ
- Height23 m
- Weight100 t
- Pilotコウサカ・チナ
型式番号:KUMA-03
コウサカ・チナが使用する「ベアッガイ」の改造機で、名称の「III」(さん)はチナが考案したもの。チナは「ぬいぐるみがガンプラになった」という設定で製作しており、原型機に比べ頭部がより大きく、モノアイを廃止した縦に楕円状のぬいぐるみ風の顔つきが特徴。口パーツは三角状の隙間があり、アッガイの面影はほとんど残っていない。丸みのある腕部クローも4つに減らされ、肉球のような配置となっている。装甲内部にはぬいぐるみと同じく綿が詰められ、これにより高い耐衝撃性を持ち、さらに綿を外に飛ばして敵を絡め取ることも可能。
顔面には液晶モニターが仕込まれており、口の開閉と合わせてバトル中に目や口の表情が豊かに変化する。美術部出身のチナの高い塗装技術により、非常に美しい仕上がりとなっている。
武装としては、開閉式の口に内蔵されたビーム砲1門と、両腕に内蔵されたビームサーベル兼用のビーム砲2門がある。背中にはストライカーパック用のコネクターが設置され、赤いリボンを模した「リボンストライカー」を標準装備。リボンストライカーは飛行ユニットとして機能し、スラスターとウイングの役割を果たす。
本来はバトル用ではないが、キャロラインからの挑戦を受けた際に女性限定ガンプラバトルで使用し、準優勝を果たす。また、巨大アリスタ破壊作戦にも参戦している。機体デザインは海老川兼武が担当。