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THE ビッグオー

THE ビッグオー
1999-07-01 ~ 2003-03-01

プロローグ

今から100年後、かつてマンハッタンと呼ばれていた「記憶喪失の街」パラダイムシティ。この街の住人は、40年前に起きた“何か”によって、パラダイムシティを残し他のすべてが死滅し、それまでの記憶(メモリー)を「その“何か”に関することも含めて」完全に失っていた。

主人公ロジャー・スミスは、パラダイムシティで凄腕のネゴシエイターとして活動している。しかし、この街では交渉だけで解決することは少なく、暴力に訴える者も多い。そんな時、ロジャーはメガデウス・ビッグオーを駆り、力には力で対抗する。

First Season

ある日、令嬢誘拐事件の交渉を担当することになったロジャーは、その令嬢であるアンドロイドのドロシーと出会う。ビッグオーの力で事件を解決した後、ドロシーはロジャー邸に住むことになり、行動を共にするようになる。誘拐犯ベックとはその後も因縁の関係を持つことになる。

一方、パラダイムシティを支配する電力会社・パラダイム社に潜伏する謎の女エンジェルは、パラダイム社の意向と自身の目的を絡めつつ、メモリーを求めてロジャーに接触。パラダイム社代表アレックスは、メモリーを支配することで全てを意のままにしようとし、ロジャーを監視する。

また、40年前の真実を求める怪人シュバルツバルトは、メガデウスを使って忌まわしい記憶を呼び覚まそうとし、ロジャーと対決する。さらに、爆破テロによって存在しないはずの「異国」の影がちらつき始めるなか、連続殺人事件をきっかけに、ロジャー自身もメモリーを持っていたことが明らかになる。

ロジャーはすべてを知ると思われるパラダイム社会長ゴードンに話を聞きに行くが、ゴードンは「お前自身が真実を知るべきだ」と諭す。直後に彼は暗殺されそうになるが、ビッグオーの意思により助けられる。その時、海の向こうから異国のメガデウスが出現。ロジャーは自由を守るため、これに立ち向かう。

Second Season

異国のメガデウスとの戦闘中、意識を失い異世界を彷徨ったロジャーは、今まで避けてきたメモリーと向き合うことを決意する。アレックスは新たな部下アランを従え、ロジャーの行く先々に現れるようになる。

メモリーの悪夢に怯え、「自分もメモリーを移植された“トマト”に過ぎないのではないか」という疑念が、ロジャーの自信を揺るがす。エンジェルとの関係も深まるが、ロジャーはドロシーへの思いからそれ以上踏み込めず、エンジェルを失望させる。

一方、廃墟では異国の者たちによる集会「ユニオン」が開かれ、エンジェルとアランがその一員だったことが発覚。ユニオンのリーダー・ヴェラは、パラダイム社との契約を反故にしたアレックスへの報復として、メガデウスを使って逆襲を企てる。しかし、アレックスの操るビッグファウがそれを一蹴するものの、機体が不完全だったため暴走する事態に発展する。

その後、アレックスの策略によりユニオンは壊滅し、エンジェルは軍警察から追われる身となる。ビッグファウの完全再起動にはドロシーの内蔵するコアメモリーが必要であるため、ロジャー邸が襲撃され、ドロシーが連れ去られる。

地下では、小さな舞台セットのようなものを発見し、ロジャーは世界の真実に疑念を抱く。世界の崩壊とともにパラダイムシティの正体が明らかになり、ロジャーは地下でゴードン、ヴェラ、エンジェルと再会。メモリーの本当の意味を知ることとなる。

アレックスはビッグファウを使い、世界を再び破壊しようとする。ロジャーはこれに挑むが、強化されたビッグファウに圧倒され、海に沈んでしまう。しかし、ドロシーの助けにより再起したビッグオーは、ファイナルステージでビッグファウを半壊させる。

しかし、それでもアレックスは倒れない。その時、ビッグヴィヌスが出現し、パラダイムシティを消し去ろうとする。ロジャーはそれがエンジェルであることを認め、彼女に「この世界と存在を肯定するよう」説得する。

ロジャーの思いが通じたのか、パラダイムシティは再生され、ロジャーはネゴシエイターとして、ドロシー、エンジェルと共に仕事を続けていくのだった。

コレクション

機体紹介

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