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ビッグヴィヌス(Big-Venus)

ビッグヴィヌス(Big-Venus)

謎の巨大メガデウスで、「翼をもがれた鳥」あるいは「第4のビッグ」とも称される。操縦している描写はなく、エンジェル自身のもう一つの姿とも解釈されている。その外見は頭部を除いてビッグオーのネガ像に非常に似ており、歯を光らせる表情を見せる。背部には翼型パーツを接続するためと思われるソケットが存在している。

この機体は、世界をすべて無に還す力を持ち、Act:26においてエンジェルの意思に呼応して出現。パラダイムシティをリセットした。

当初、さとうけいいちが指定したカラー設定画では、全身は灰色、顔は黒、顎は銀で塗られていたが、編集段階で片山監督によって意図的にネガ反転処理が施された。また、「Venus(ヴィーナス)」や「ルシファー(堕天使)」といった象徴的な存在とも関連づけられており、ルシファーは「光を運ぶ者」「明けの明星」という意味を持つ。

デザインには、特撮ヒーロー「ジェットジャガー」や映画『メトロポリス』(1927年)の「マリア」などの要素が取り入れられており、足先のとがり具合は「ニセウルトラマン」から影響を受けている。Act:26で描かれたメモリー中の影では、背中にジェット機の翼のようなものが見えるが、DVD-BOXのパッケージイラストでは白い翼が、廉価版DVD-BOXではさらに異なるデザインの翼が描かれている。

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