- Weight270.6 t
- Pilotアーチボルド・グリムズ
全長 132.2m。
ヒリュウ改にて運用されているジガンスクードに酷似した特機型の大型機動兵器。
平行世界の地球からシャドウミラーによって持ち込まれ、ハガネ・ヒリュウ改の連合に立ちはだかる。
機体概要
元はシャドウミラーがやってきた並行世界に存在していた大型兵器で、胴体部分の外見はジガンスクードに酷似しているが、どちらかと言えばDC戦争以前にてヒリュウがエアロゲイターとファーストコンタクトをした時期の形態に似ているのが特徴。赤のカラーリングであったジガンスクードと対象的に青のカラーリングが施されており、全長に関してはジガンスクードよりも上となっている。ジガンスクードが四肢を追加され格闘戦用の特殊人型機動兵器へとカスタマイズされていったのに対し、本機は五指を備えた手腕部や脚部そのものが存在しない「移動砲台そのもの」の姿であり、近~中距離用の砲撃兵装である「ギガ・ワイドブラスター」を搭載している点は共通しているが、両腕部は2連装の大口径ビーム砲である「ジガンテ・カンノーネ」となっており、その側面部にはMAPWに属する「VLSミサイルランチャー」も搭載。その大火力は戦艦に匹敵する物となっており、ジガンスクード以上に拠点防衛戦を意識したコンセプトとなっている。反面、四肢が無いため格闘戦は全くの不得意であるが、ジガンスクードと同様にABフィールドは搭載されている為、ジガンテ・ウラガーノの様なバリアを展開させた大質量による強引な体当たり戦法もやろうと思えば可能と思われる。
作中では、ジガンスクードとの関連性は何度か指摘されたが、謎のままで終わった。平行世界ではエアロゲイターが接触していない事から、本機は外宇宙で大破せず人型ではなく移動砲台のままで改修が行われる形で運用されていったと推測出来る。実際、『OGS』のOG1シナリオ・プロローグで、メギロートに囲まれている「改修前のジガンスクード」は、同機の色違いである事が確認出来る。
ジガンスパーダとはイタリア語で「巨大な剣」という意味。青系統のカラーリングや遠距離砲撃戦に主眼が置かれている点からも、「巨大な盾」を意味する名を持ち近距離格闘戦に特化したジガンスクードとは対照的となっており、砲身も剣(スパーダ)に似た形状である。