- Height28.5 m
- Weight45.6 t
- Pilotメキボス・ボルクェーデ
インスペクター四天王の一人、メキボス・ボルクェーデの専用機。
鋭角的なフォルムを持つ人型兵器で、地球側の技術転用により、『旧シリーズ』ではモビルスーツ、『OGシリーズ』ではゲシュペンストシリーズやヒュッケバインシリーズといった高機動型のパーソナルトルーパーが参考にされており、テスラ・ドライブを試験的に内蔵している。それらの恩恵によって優れた機動性と運動性を有している反面、当時のゾヴォークでは高性能と小型の両立が実現出来ずにいたのか、パーソナルトルーパー等に比べるとやや大型になってしまっている。
武装に関しては、奇をてらった様な物よりも、近接戦闘用のソードや射撃戦用のライフルといった実用性の高さとバランス面を重視した物を取り揃えており、また四天王専用機で唯一「盾」を装備している。特徴的な武器としては、左肩にある複数のブレードが取り付けられた「プラズマ発生器」から、全方位に高出力のプラズマを発生させる「サンダークラッシュ」というMAPWがある。
ホワイトスター内での最終決戦にて、メキボスが実弟のウェンドロ・ボルクェーデを止めるべく、彼の搭乗するディカステスの転移装置を破壊するも、実はメキボスがいずれ造反する事を見越していたウェンドロの謀略によってOSに介入する特殊コマンドが仕込まれており、それを入力されてしまった結果、機能を停止。最後はディカステスのメガフラッシャーによってホワイトスターの外壁を突き破る形で吹き飛ばされる末路となった。
その後、後継機である「グレイターキンII」が開発される。