- Height19.8 m
- Weight53.3 t
- Pilotイルムガルト・カザハラ
型式番号:RTX-008LC(αシリーズ) RTX-009EX(OGシリーズ)
αシリーズ
EOT技術を採用したヒュッケバインのタイプ008Lの改良型。タイプ008Rのブラックホールエンジンの暴走事故により廃棄処分になるところだった008Lが極東支部に引き取られ、SRX計画で強化改造された機体である。
ブラックホールエンジンの欠陥部分も修復されており、カラーリングは赤に変更され、通称は「レッド」。ヒュッケバインとヒュッケバインMk-IIの中間に位置する機体で、外観がMk-IIに似ている。
スーパー系主人公の場合、SRX計画のテストパイロットであったイルムガルト・カザハラが奪取し使用する。
OGシリーズ
ヒュッケバインMk-IIIのAMパーツ調整用に開発された、ヒュッケバインMk-IIとMk-IIIの中間に位置する機体。『OG外伝』においてロバート・H・オオミヤがカーク・ハミルに実戦投入を提案するが、パーツがバラバラになっているため間に合わないとして却下されている。
SRX計画凍結中に開発されたため、上層部の目をごまかすために外観が従来のヒュッケバインシリーズとは異なるデザインにされている。この「上層部の目を~」という設定変更は、現実での「ヒュッケバイン問題」を反映したもので、『スーパーロボット大戦OG外伝』の時期に行われ、ファンからは「上層部=創通」としてネタにされることもある。
アニメ『スーパーロボット大戦OG ジ・インスペクター』では、「EX」というコードネームで開発された「エクスバイン」が登場。開発経緯は『α外伝』で明かされた「ヒュッケバインEX」と同様で、ヒュッケバイン008Lの改造機だったαシリーズに対して、エクスバインはヒュッケバイン009の改造機という設定となっている。開発段階では「ヒュッケバインEX」と呼ばれていたが、後に型式番号とカラーリングが変更された上で実戦投入された。