ブラッド・スカイウィンドが搭乗する機動兵器は、巨大人型兵器による格闘術「武機覇拳流」用に開発された2機のうちの1機である。この機体には固定武装がなく、攻撃は主に上半身に集中し、「拳」と「肘」を用いて格闘戦を行う設計となっている。
動力は電力と搭乗者の「生体エネルギー」によって供給される。しかし、電力だけでは起動する程度の動力しか得られず、実際の戦闘を行うには「生体エネルギー」を動力に変換する必要がある。この「生体エネルギー」を効率よく引き出すためには、特殊な訓練が必要であり、操縦者の技量と体力が重要な要素となる。