ラ・ウェンター

神聖ラングラン王国のBクラス魔装機。

この機体は、近距離から遠距離まで戦える高い汎用性を持つが、強力な武装の大半が射撃兵装であるため、主に遠距離戦用の魔装機として扱われている。近距離用の武装である「エレクトリックハンマー」と「バッファローホーン」は、かつてこの機体が中近距離戦用魔装機として開発されていたころの名残とされている。火器管制の精度が高く、移動中の不安定な状態でも敵機をロックオンすることが容易にできる（『OGクルセイド』で明かされた設定による）。

この魔装機は、同じ正魔装機のフェンターとの連携を前提にして開発されたが、フェンターが設計者の想定した性能を発揮できなかったため、二機連携による運用計画は失敗に終わった。しかし、この機体は両肩に搭載された「バスターキャノン」との相性が良好であり、結果としてフェンターの援護を必要としない独立した砲撃機として機能するようになった。