- Height22 m
- Weight80.3 t
- Pilotアーマラ・バートン
型式番号:GSBM-002(HPT-001)
ハイ・パーソナルトルーパーと呼ばれる高性能機であり、動力源として「トロニウム・レヴ」を搭載している。この動力源は、地球圏に存在する他のトロニウム製の動力機関とは比べ物にならない安定性を持つ。
表向きには、この機体は地球のアイドネウス島にある軍事基地グランド・クリスマスで開発された人型機動兵器として扱われているが、実際のところはゼ・バルマリィ帝国監察軍に所属するユーゼス・ゴッツォが本星で開発させた「フーム・ツェレム」というシリーズの一部である。本来の外観はヒュッケバインシリーズとは異なるが、ユーゼスが地球連邦政府大統領特別補佐官アルテウル・シュタインベックとして行動しているため、疑念を招かないように地球産の素材で作られた外装が施されている。
この機体は、ユーゼスが「虚憶」で見たアストラナガンを、地球の既存技術を使って可能な限り再現したものであり、「ヒュッケバインの姿をした疑似アストラナガン」として表現することができる。
機体各部に施された炎のような紋様は「エシュ・アナフ・オート」と呼ばれる呪術的な儀式具で、ヘブライ語で「炎の枝の印」という意味を持つ。この紋様は、システム「メラフティー・ディーン」を起動するために必要なものである。