- Pilotテュッティ・ノールバック→デメクサ・シーエ
「魔装機計画」の初期に開発された水系魔装機。契約精霊は氷の精霊フルイッシュ。初代操者はテュッティ・ノールバック、2代目操者はデメクサ・シーエ。
設計はジーン・ラアス・ラッカーと、その弟子キャンバー・ラアス・ルフランが共同で行った。薄紫を基調とし、曲線美に優れた機体だが、ジーンはその出来に満足せず、次にガッデスの設計に取り掛かることになった。開発時期はノルスに次いで、ジャオームとほぼ同時期(もしくは先行して開発)と思われるが、正魔装機1号機にはジャオームが選ばれた。これは設計者が外装面で装飾に凝りすぎた影響があった可能性がある。
この機体は初期に完成したため、性能は平均的であり、中・長距離戦を得意とするが、ジャオーム同様、火力はさほど高くない。