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ゲシュペンスト・ハーケン(ゲシュペンスト・タイプH)

ゲシュペンスト・ハーケン(ゲシュペンスト・タイプH)
  • Pilotハーケン・ブロウニング, アシェン・ブレイデル

ハーケン・ブロウニングが搭乗するパーソナルトルーパーは、ゲシュペンストシリーズに属する最新の機体であり、封印戦争後に作り上げられた。『PROJECT X ZONE』におけるオロス・プロクスとの戦いの後、次元転移装置の暴走で新西暦の世界に飛ばされたハーケンとアシェンが乗り込むことになる。

この機体は、グランド・クリスマスから引き上げられたデータの中に含まれていた、イーグレット・フェフが手に入れた「ゲシュペンスト・ハーケン」のデータを基に、マリオンによってハロウィン・プランの一助として製造された。彼女の好む突撃・近接戦仕様に合わせて設計されており、そのベースデータは本来シャドウミラーでハーケン用に設計されたが、計画倒れとなった「ゲシュペンスト・ハーケン」と、初代ゲシュペンストの格闘戦仕様「ゲシュペンスト・タイプS」を基にしている。

この機体は、ハーケンがエンドレス・フロンティアで帯同させているコピーPT「ファントム」のオリジナルに相当するもので、正確には「オリジナルに限りなく近い仕様で製造されたコピー」とされる。ロールアウト後、アクセル・アルマーに試験依頼されたが拒絶され、その代わりにATXチームで試験が行われる予定だった。

しかし、ゼンガーと共に転移してきたハーケン・ブロウニングがこの機体に搭乗し、実戦投入されることとなる。オリジナル機はW00(ハーケン)とW07(アシェン・ブレイデル)の副座運用を前提に設計されており、コピーである本機もそれに準じた仕様となっている。ハーケンが初めてのパーソナルトルーパーで難なく操縦できたのは、機体に搭載されたTC-OSとアシェンが記録したオリジナルのゲシュペンスト・ハーケンのTC-OSを統合し、アシェンがモーションパターンを最適化したためである。

クロスゲートを巡る戦争の後、ハーケンとアシェンは異邦人という立場もあり、機体と共にクロガネ隊の預かりとなっている。

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