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アストラナガン

アストラナガン
  • Height40.7 m
  • Weight187.9 t
  • Pilotイングラム・プリスケン

イングラムがゼ・バルマリィ帝国(エアロゲイター)、地球、ラ・ギアス、バイストン・ウェルの技術を結集して作り上げた究極の機動兵器、AGX-15「ブラック・エンジェル」(アストラナガン)。主動力源は量子波動エンジン、装甲材質にはズフィルード・クリスタルを使用し、並行世界からエネルギーを取り出せる「ティプラー・シリンダー」という特殊機関も搭載している。これにより空間移動、タイムスリップ、並行世界への転移が可能であり、非常に謎の多い機体である。

アストラナガンは、『第3次スーパーロボット大戦α』でシヴァー・ゴッツォによって復活が試みられ、さらにOGシリーズでも特別な存在として扱われている。ユーゼスは「黒き天使」と呼び、クロスゲート・パラダイム・システムの完成を目指す中で、アストラナガンの存在を重要視している。

『α』シリーズでは、アストラナガンはグランゾンを凌ぐ性能を持つとされ、シュウ・シラカワの協力の下、ティプラー・シリンダーによって帝国監察軍第7艦隊の旗艦ヘルモーズを閉鎖空間に送り込み、無力化するという驚異的な力を発揮している。シュウによれば、当時のグランゾンでは単機でイングラムのアストラナガンやユーゼスの黒ジュデッカとの戦闘は困難だったと語られている。また、ユーゼスは「真の力を発揮したグランゾン」とアストラナガンが戦えば宇宙が消滅するとも述べている。

OGシリーズでは、イングラムがエアロゲイターに復帰し、R-GUNリヴァーレに搭乗するため、アストラナガンは『ディバインウォーズ』を除いて登場していない。イングラムはアストラナガンを「因果律の番人」として位置づけており、死と再生、正と負の無限力の狭間に立つ存在であると述べている。

 

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