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エグゼクスバイン

エグゼクスバイン
  • Height19.2 m
  • Weight68.1 t
  • Pilotイーグレット・イング

型式番号:PTX-DEX

エグゼクスバインは、ヒュッケバイン009の改修機「エクスバイン」をベースに開発された決戦兵器で、異星人によるオルレアン工場への奇襲により破綻寸前となった「EXH計画」の修正の結果、マオ・インダストリーが生み出した機体です。この機体は、「レイオス・プラン」の一環として、単体で高い攻撃力と汎用性を兼ね備えるパーソナルトルーパーを開発する目的で作られました。エクスバイン・アッシュの強化後継機にあたります。

開発経緯

工場を襲撃した謎の機体「ガリルナガン」によって、ヒュッケバインシリーズは壊滅的な被害を受けましたが、マオ・インダストリーのスタッフはこれに対抗するため、エクスバインをベース機として修復・改修を進めました。特異点崩壊後に発生した戦闘で、イングの強大な念動力によって輸送機に積まれていた追加パーツが呼び寄せられ、これにより「エグゼクスバイン」が誕生しました。

エグゼクスバインは、ヒュッケバインシリーズの6番目の機体で、「EXエクスバイン」かつ「6(ゼクス)」を意味する「ゼクス」を組み込んだ名称が付けられています。この名前は舌を噛みやすいとマリオンからも評され、実際にタスクが言い切れない場面もありました。

機体概要

開発コード: 「ダブルEX」「Mk-X」

エグゼクスバインは、トロニウムエンジンとブラックホールエンジンの両方を稼動源としており、歴代のヒュッケバインシリーズで使用された斬撃系兵器や重力兵器の全てを備えています。これにより「ヒュッケバインシリーズの集大成」と呼ばれるにふさわしい機体となりましたが、その出力調整は非常にピーキーで、完成当初はイングの念動力によって外部から安定を図っていました。その後、T-LINKシステムの再調整によって、念動力者なら誰でも操縦できるようになりました。

動力システム

エグゼクスバインには、シュウ・シラカワが秘密裏に託された6個目のトロニウムをエネルギー源とするトロニウムエンジンが搭載されています。また、エクスバイン・アッシュ時代のメインエンジンであるプラズマ・ジェネレーターもそのまま搭載されており、エグゼクスバインには異なる系統のエンジンが3つも搭載されています。これにより、稀有なパワーを得ることができる反面、整備は非常に複雑で、整備士泣かせの機体となっています。

武装と特性

エグゼクスバインは、ストライク・シールドや念動力を利用したセイバー、そしてバンプレストロゴ型のバイザーを装備しています。また、「小型・高性能化したSRX」というコンセプトを受け継ぎ、ヒュッケバインMk-IIIでいったん完成したデザインをさらに発展させた機体です。

本来、カークやロバートたちが想定していたエクスバインの改造機こそエグゼクスバインであり、エクスバイン・アッシュはイレギュラーな形で誕生したものでした。

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