
- Work機動戦士ガンダムAGE
第4部と『〜追憶のシド〜』、『US』に登場。EXA-DBの警備システムとして運用されている大型無人MS。
制御プログラムにはレウナ・イナーシュの父親の人格データが収められており、レウナとは何らかの形でコミュニケーションが可能とされている。本来は平和が訪れるまでEXA-DBを守る役割を担っていたが、イゼルカントのハッキングによってデータが流出。その影響で制御プログラムが封じ込められ、暴走。以降、EXA-DBに近づく者を全て抹殺対象として攻撃するようになった。
昆虫的な外見を持ち、頭部センサーはモノアイ。カラーリングは『〜追憶のシド〜』では黒、第4部では薄い茶色が基調となっている。通常のMSの5~6倍の巨体でありながら、レギルスに追従できるほどの高い機動性を持つ。蓄積された戦闘データを基に自身の能力を強化する、AGEシステムに近い機能も搭載されている。
武装・能力
- フェザーミサイル(翼部分から発射)
- ビームライフル(6肢の先端に内蔵され、鞭のような偏向射撃やビームサーベルとしての運用が可能)
- 「見えざる傘」(本来は艦艇用のステルスシステムで、変則的な戦法を可能とする)
レギルスの慣熟訓練を兼ねてEXA-DB確保に向かったゼハートを襲撃するが、途中で加勢したアセムの機転により動きを見切られ、レギルスのビームサーベルに貫かれて撃破。しかし完全には破壊されず、EXA-DBとともに小型サイズで生き残る。
ラ・グラミス攻防戦では突如出現し、自身と同じ旧時代の遺物であるヴェイガンギアを乗っ取ろうとするが、ゼラの強大なXラウンダー能力によって逆に制御権を奪われ、「ヴェイガンギア・シド」となる。
『US』では、EXA-DBの別の端末を守護する個体が、Aファンネル運用試験中のガンダムAGE-FXと交戦。本編や『〜追憶のシド〜』のシドとは同期していないため性能は劣るが、同様に進化する可能性を秘めていた。