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ザクII JC型

ザクII JC型

型式番号:MS-06JC

一年戦争時にジオン公国軍の主力モビルスーツとして運用されたMS-06ザクIIの地上運用型であり、宇宙用のF型と地上用のJ型が存在する中で、このJC型はJ型をベースに一部仕様を改良したマイナーチェンジ版となっている。

外見上の特徴としては、J型と同様にふくらはぎ部分のアポジモーターを省略し、その部分に装甲カバーを追加している点が挙げられる。これは地上での運用に特化した設計である。また、ザク・シールドには3本のスパイクが追加されており、コックピットハッチの開閉機構も簡素化され、胸部パネルが上方向に開く構造となっている。これにより、パイロットはウィンチ式のワイヤーを使用してより簡単に乗降できるようになった。

武装面では、ザク・バズーカが弾倉式に改良されるなど、細かい仕様の更新が施されている。東南アジア戦線およびアプサラス開発基地に配備されたのはこのJC型が中心であり、シロー・アマダが着任したばかりの第08MS小隊ともたびたび交戦し、激しい戦闘を繰り広げた。

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