
- Work機動戦士ガンダム 第08MS小隊
- Height15 m
- Weight56 t
- Pilot--
型式番号:RX-75
連邦軍の試作モビルスーツ、RX-75ガンタンクの量産型にあたる機体である。元のガンタンクは下半身に履帯を備え、自走砲に近い構造を持っていたが、装備された120mmキャノン砲は長距離支援や拠点攻撃において非常に高い効果を発揮した。
この量産型では、原型機に搭載されていたコアブロック・システムを省略し、その代わりに上半身の旋回機構を導入。さらに、120mmキャノン砲の給弾方式も改善されており、より効率的な運用が可能となった。その結果、本来の役割である主力MS部隊の遠距離支援に特化した設計となっている。
生産数は多くなかったものの、東南アジア戦線ではアプサラス開発基地の攻略戦に投入され、岩山に隠された基地坑道への砲撃任務に活躍した。また、ドムに攻撃されていた08小隊所属のカレン機を救う場面もあったが、最終的には負傷者を乗せて退却するザンジバル級ケルゲレンの進路を守ろうとするノリスのグフカスタムによって全滅させられた。