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アプサラスIII

アプサラスIII

ギニアスが執念で完成させたアプサラスの最終形態であり、開発スタッフに劇薬を投与してまで完成にこぎつけた機体である。アプサラスIおよびIIで課題となっていたミノフスキー・クラフトの電力不足は、リック・ドム3機分のジェネレーターを搭載することで解消され、さらにミノフスキー・クラフト自体も2基に増設された。その結果、大型メガ粒子砲と併用してもエネルギー切れを起こさないほどの高出力を実現している。

また、射撃時には機体下部から3本の脚部を展開することで姿勢を安定させ、大型メガ粒子砲の火力も調整可能となり、多砲門レーザーのように使用することもできる。こうした改良により、アプサラスIIIは前型とは比較にならないほどの戦闘力を持つ機体へと進化した。

ラサ基地攻防戦の終盤では、敵モビルスーツの大半を瞬時に撃破し、連邦軍の旗艦ビッグ・トレーを山ごと撃ち抜いて破壊するなど、驚異的な火力を見せつけた。その破壊力は、搭乗者ギニアスの狂気を象徴するものとなっている。

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