
ステルスガオーの宇宙空間仕様。
両翼端に重力・慣性制御機構「ウルテクエンジン」ポッドを装備し、出力を大幅に向上。エンジンポッド後端には、合体後のガオガイガーの攻撃力を強化するファントムリングとウォールリングも搭載している。さらに、従来の機体前部コクピットに加えて、機体後部の宇宙用外装内部にも新たなコクピットブロックを設置。これはマニュアル操縦時に宇宙用三次元レーダーなどを操作する席として想定されていたとみられるが、作中では護が後部コクピットに乗り込み、宇宙戦に同行する場面が多い。大気圏内での運用も可能で、緊急時にはエンジンポッドと宇宙用外装を分離することもできる。
初登場はNumber.41で、スターガオガイガーより遅れて登場。元々、機界原種への対抗策としてガオガイガーにはウルテクエンジン換装が施されていたが、ZX-05(脊髄原種)との宇宙戦では、ステルスガオーのGキャストフレームが換装前の2倍の推進力に耐えられず、エンジンストールを起こして墜落。この高高度性能不足を解消するため、急遽強化改造が行われたという経緯を持つ。テレビシリーズ最終回の機界新種戦では、ボルフォッグの超AIが搭載され、凱も同乗している。